はじめ人間ギャートルズ | メタボの気まぐれ

園山俊二：原作の「はじめ人間ギャートルズ」は
宮崎駿が所属していたＡプロダクションと
東京ムービーが制作した原始時代ギャグアニメである。

はじめ人間とは人類創成期の原始人のことであり
少年ゴンは相棒のゴリラ・ドテチンと一緒に行動し
文明を発見したり個性的な隣人や生き物たちが絡み
いろんな騒動を繰り広げたりするのです。

ゴンの父ちゃんはマンモス狩りをして生活を支えながら
多数の赤ん坊と子タヌキをおぶった母ちゃんが作った

猿酒は猿に果物を食べさせ飲み込む前に
猿の頭を叩き器に吐き出させるという酒であり
またマンモスの輪切りの肉は毛が生えたままの皮が付いている
美味しそうな肉で、誰もが食べてみたい肉として
現在でも有名なのです。

このアニメの特徴としてゴンたちが大声を出すと
文字の形が石になって飛んでいったり
鷲に原始人の頭を掴ませ空を飛んだり
原始時代にも関わらず巨大な石の貨幣を用いて
貨幣経済が浸透していたりと変わった設定があったりしました。

他の登場人物としてゴンのガールフレンドのピー子、

マンモスの子供・マンモー等がいました。

このギャートルズの音楽を担当していたのが
かまやつひろしと久石譲であり
エンディングテーマ「やつらの足音のバラード」は
後に小泉今日子やスガシカオらによってカバーされ

しかし放送途中でネット局チェンジ“腸捻転”により
裏番組が「仮面ライダーストロンガー」となってしまい
後半は視聴率的に苦戦を強いられるも
１年半というロングランの放送となりました。