PR

Favorite Blog

『刀剣 三重の刀と… New! てらまさん

タイアップ・キャン… New! ITOYAさん

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

Hyakkimaru's Blog ひゃっき丸さん
2012.07.13
XML
必殺!THE HISSATSU.jpg


必殺シリーズ通算600回記念として制作したのが
1984年公開の松竹映画「必殺!THE HISSATSU」であり
監督は中村主水が初登場した「必殺仕置人」
第1話を担当した貞永方久である。

ある日、江戸市中で六文銭を口に咥えた
身元不明の死体が次々と見つかった。
それは三途の川の渡し賃という意味の六文銭。

それらの死体が仕事人だと見抜いた
中村主水(藤田まこと)は

(三田村邦彦)何でも屋の加代(鮎川いずみ)
医学予備校生の西順之肋(ひかる一平)に警告した。

それを聞いた仕事人の元締・おりく(山田五十鈴)は
事の次第を確かめる為、江戸を離れ上州へと向かった。

そんなある日、お君(浜田朱里)という少女が現われ
愛しい人の仇を取ってくれと加代に依頼、
頼み量は十両。

早速、仕事人たちは調査の乗り込み
殺す相手が売女宿の主・伝次(中田浩二)と判明
その手下である仙太(火野正平)が
隠し売女のお君の情婦で姿を消していた。


仙太は生きている事が判り
加代に詰問されたお君は可愛がっていた猫を
伝次に惨殺され猫の恨みを晴らしてくれという。

加代は仕事を拒否するも上方人形浄瑠璃の
此竹朝之助(片岡孝夫)はお君の心情を聞き


朝之助は仕事人で、売女宿に出向き伝次を殺した。
その殺し技は扇子に鋭い長めの刃を仕込み
蝶の形に切った白い紙吹雪の舞う中、
華麗な足捌きをしながら喉を掻き切る技だった。

必殺!THE HISSATSU1.jpg

そして山王の祭りの日、柳橋の芸者であり
仕事人の元締であるお甲(朝丘雪路)ら
仕事人グループが殺されたたが
唯一人生き残ったのが瓦職人の政(芦屋雁之助)であった。

その頃、旅から帰ってきたおりくは、
連続する仕事人殺しの裏には関八州で取締に追われた
殺し屋団・庄兵衛一味がいると告げた。

おりくはかつて庄兵衛(石堂淑朗)を仕込み
仲間としたが、残虐さゆえに見捨てたのだった。

政と妻・およね(研ナオコ)を加え
一同は助っ人を探し始め
秀は朝之助を仲間に誘うが断わられる。

一方、庄兵衛一味である絵日傘のお葉(中井貴恵)が
主水の身辺に現われた。
庄兵衛が主水をスカウトしようとし
主水はお葉に庄兵衛と会う日取りを決めさせた。

加代たちは鎖筒の時次郎(草野大悟)
胆臓潰しの石亀(斎藤清六)を雇ったものの
時次郎は事件を起して死亡、石亀は逃亡と
結局、みんな散るしかないとおりくが言いだした。

だが、戦闘不利と分かっていながら
主水は自分一人で闘おうと決意した!

この映画は仕事料をもらって人の恨みをはらすという
テレビシリーズの基本は薄れ、
クライマックスが裏組織同士の抗争になっており

加代たちがスカウトした仕事人の中で
耳かきに針を仕組んで殺しを行うキツツキの吾平
(たこ八郎)毒のトリカブトを用いて
啄木鳥で殺しを行う霞の半吉(赤塚不二夫)がいた。

また庄兵衛役は当初、大滝秀治が予定していたが
「特捜最前線」での刑事のイメージを崩したくないという
大滝の意向を取り、出演を断念した経緯があった。


ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村



【送料無料】必殺!THE HISSATSU





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.07.13 21:34:46
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

上段タロー

上段タロー

Calendar

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: