宇宙警察パトロール隊 | メタボの気まぐれ

ＴＢＳのウルトラシリーズ第3弾
「キャプテンウルトラ」に登場した
宇宙防衛軍が宇宙警察パトロール隊である。

宇宙警察パトロール隊とは
ウルトラマンの科学特捜隊
ウルトラセブンのウルトラ警備隊
ジャイアントロボのユニコーンの様に
地球を防衛するのが目的ではなく

宇宙開発計画の発達によって

宇宙で待ち受ける未知の危険を守るべく

宇宙ステーション・シルバースターから
「宇宙警察パトロール隊」が編成され
宇宙開拓の妨げを怪獣・宇宙人から
守る為の警備隊である。

この宇宙警察パトロール隊は
科学者でシルバースター長官の
ムナトモ博士（伊沢一郎）を筆頭に
宇宙物理学者でパイオニアスクールの
教官であるアカネ隊員（城野ゆき）

体を丸めて岩のように変形し

ジョー（小林稔侍）頭部に言語翻訳機を備え
腕をロケット砲に換装可能な
500万馬力のロボット・ハック（佐川二郎）

そして本作の主人公で優れた頭脳と
鍛えられた体を持つキャプテンウルトラ

この宇宙警察パトロール隊が誇る戦闘機が
ムナトモ博士の設計による全長５０メートル、
最高速度マッハ１０の光速宇宙艇
シュピーゲル号であり
原子力、光子強力ロケットを装備している。

戦闘時には３機に分離する機能を持ち
機体中央に位置するスリムな１号機
銀色の瓦のような四角い形状をした２号機
２号機と同じ形状の３号機になる。

シュピーゲル号はＤ３作戦を取り
レーザー砲、ミサイル、ワイヤーを装備している。

シュピーゲル号の「シュピーゲル」は
ドイツ語で「鏡」を意味し
その名の通り銀色に輝く長方形の鏡を
連想させる形状をしている。

このシュピーゲル号は合体メカの元祖であり
特撮監督の矢島信男によると
この「分離・合体」の描写は吊り下げた
三つの機体を分離させるタイミングが難しく
数秒の分離シーンの撮影に
ほぼ３日を要したという。

また本作に登場している宇宙ステーションは
実際に開発が進まれており
2014年には人間が宇宙で生活し続けられるように
人工天体・ＢＡ‐３３０という
有人モジュールが設計され
実際に打ち上げるとしている。