ブラック商会変奇郎 | メタボの気まぐれ

1976年、週刊少年チャンピオンにて連載された
藤子不二雄Ａによる日本のホラー漫画作品が
「ブラック商会変奇郎」である。

舞台は東京都新宿区西新宿

主人公は明友中学校の生徒で
学校では目立たない平凡な少年・変奇郎。

彼の実家は祖父・変奇左エ門が経営する
小さな骨董品店「変奇堂」で
店には偏屈な祖父が買い取った

それは物体の残像を撮影する特殊な機械
「残像写真機」
他人の会話内容を盗聴できる「利き耳人形」
人を呪い殺す「マコンデ」

これに付け加え藤子不二雄Ａが発見した
変わった商品、アンティークがマグネチックメタル、
ピラニアの剥製、仕掛け宝石箱、ガラス箱の中の海、
ハエトリ銃、古式兵器がある。

変奇郎は非力で大人しく同級生等から
暴力を振るわれる事もあるが
裏の顔では独特の仮面やマント、

魔力を使って悪人を追い詰める。

変奇郎は他人の悪行を知った時、
彼は口止め料やその他の経費の名目で
様々な額の請求書を突きつけて
支払いの履行を迫る。

ただの子供と見くびって
支払いを踏み倒そうとすると

変奇郎の魔力を増幅させる力がある
ペンダントを利用し
悪行を行った相手に人差し指を突きつけて
「ドーン!」と叫び

相手を奈落の底に突き落とし
悲劇的な結末を迎えさせる。

そんな変奇郎が口止め料を目的とした慰謝料は
壊された骨董品弁償代、情報費、交通費、
医療費、研究費、手数料をひっくるめ
最高多額で530万円を請求した。

尚、後期作品では変奇郎が
相手に請求書を突きつける事がなく
金銭抜きの復讐に終始しているエピソードが多い。