ニュータイプ専用機・エルメス | メタボの気まぐれ

「機動戦士ガンダム」に登場するエルメスは
ニュータイプとされる特異な能力を持った
新人類が搭乗するモビルアーマーである。

操縦者はニュータイプ能力が非常に高い
ララァ・スン（声：潘恵子）で
本機の武装は長距離射撃用メガ粒子砲２門のみ。

エルメスはソロモン攻略戦終了後の第38話
「再会、シャアとセイラ」で初登場し、
テキサスコロニーで被弾した

アムロ・レイに目撃されている。

当初、ジオン軍突撃機動軍司令少将の
キシリア・ザビはシャリア・ブルを
エルメスのパイロットにする事を検討したが
シャアにその意図はなく、結局シャアは
エルメスをララァ専用に調整させている。

第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」では
サイコミュシステムを搭載したモビルアーマー
エルメスによるオールレンジ攻撃により
宇宙要塞ソロモン攻略戦の後に集結していた
地球連邦軍の艦船やモビルスーツを次々と撃破し

しかし長距離のビット運用はララァを疲労させる為、
シャアは疲労要素を取り除き
この措置の為に長距離ビット運用能力がなくなり
ビットを使用する際に護衛が必須となった。

第40話「エルメスのララァ」では

サラミス級巡洋艦1隻を撃沈するが
ドムが戦意を失って後退し、エルメスは反撃を受け
今度はララァがビット・コントロールに集中できず
大型の艦艇相手にビット攻撃が全く命中しなくなった。

この戦闘ではシャアがシャア専用ゲルググを操縦して
エルメスを援護したため、集中を取り戻したララァは
残るサラミスの撃沈に成功した。

第41話「光る宇宙」でガンダムと戦うが
ニュータイプに覚醒していたアムロに
ビットの動きを予測され撃破される。

シャア専用ゲルググに増援された後は
協同してガンダムと交戦するが
エルメスがゲルググを庇った時に
ガンダムのビームサーベルがコクピットを直撃。

本機はララァと共に爆散し
アムロとシャアに大きな心の傷を残した。