旅行は好きなほうですが、 ヒッチハイク とか、 無銭旅行 は経験ありません。若いとき、小田実の 「何でも見てやろう」 を読んで、世の中にはずいぶん勇敢な若者がいるものだ、と感嘆した記憶があります。
知らない人とは口が利けない シャイ な小生は、とても真似できません。ただ、バックパッカーには興味があります。 夜行バス で移動し、 カプセルホテル などに泊まるのは好きなので、ある意味では実践しているといえるかもしれません。
バックパッカー (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
2006年 アメリカ映画 93分。監督=イーライ・ロス。出演=ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン、エイゾール・グジョンソ、 バルバラ・ネデルヤコーヴァ、ヤナ・カデラブコーヴァほか
制作者のひとりに、 クエンティ・タランティーノ の名前があったので、期待して見ました。これはスプラッタ・ホラーのジャンルに入るでしょう。
監督は「キャビン・フィーバー」の イーライ・ロス 。バックパッカーをしながらヨーロッパ各地を旅行しているアメリカ人大学生の2人。道中出会ったアイスランド人も加わり、刺激を求める3人の旅は次第に過激さを増していくのでした。
そんな彼らはオランダのアムステルダムに滞在中、 スロバキアのブラティスラヴァ に男たちの求める快楽をすべて提供する" ホステル "があるという情報を入手し、現地へ向かいます。
これは面白かったです。 旅の恥は掻き捨て というのは、洋の東西を問わず共通した真理なのでしょう。 酒、ドラック、セックス 、いつの時代も若者が求める刺激は同じです。解放された環境でバックハッカーが暴走した結果は?
残酷な描写もありますが、そこは正視しないようにしました。ノートパソコンの小さな画面ですから、我慢できる範囲です。映画館の大画面だったら、耐えられなかったでしょう。 「ハード・キャンディ」 の間接描写など、本作に較べたら児戯に等しいものといえます。
ヨーロッパの古い街並みや、普段はお目にかかることができない異国の人々。大人にたかる子供たちの集団など、ある種の 観光気分 も味わえます。若い女性の裸がふんだんに出てきますから、そっちの楽しみも満足できるでしょう。
最後に オチ らしきものがあるのですが、鈍い頭には理解不能でした。過激なシーンが連続しますから、 心臓が弱い人 には勧められません。
DVD「誘拐の掟」 2016年05月28日
DVDスターウォーズ6「ジェダイの帰還」 2016年01月06日
スターウォーズ5「帝国の逆襲」 2016年01月05日
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