製作=2012年 アメリカ映画。配給=東宝東和。上映時間=115分。
監督=ダニエル・エスピノーサ。出演=デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、ベラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソン、サム・シェパードほか。
CIAを裏切ったベテランと新米の局員。
この二人が、得体の知れない相手から逃げ回るお話です。もちろん、ただ逃げるだけではありません。
この二人も反撃します。
ベテランの元CIA局員は、何やら秘密ファイルを持っています。これが公になると、CIAだけではなく、M1-6や、ロシアのスパイたちも敵にしてしまう代物らしいのです。
![20120412013fl00013viewrsz150x[1].jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/edab16e318246282bec82de7db766c1e12f03626.88.2.9.2.jpeg)
舞台は南アフリカ共和国。
はじめから終わりまで、銃撃戦のオンパレード。
ノンストップ・アクションですから、退屈はしません。
スパイものというと、近年はボーン・シリーズが白眉でしょう。
マット・デイモンの当たり役で、興業的にもヒットしました。
原作がロバート・ラドラムですから、面白くないわけがありません。
本作も、似たような雰囲気を持っています。
デンゼル・ワシントンが主役の一人。
出てくるだけで、貫禄をにじませています。
相手役の若いライアン・レイノルズも頑張っています。
しかし、貫禄負けしてしまうのは、致し方ないでしょう。
その分、キレのあるアクションで補っています。
CIAが用意した隠れ家が、易々と襲われます。
内部に通報者がいるのは明らかでしょう。
カンのいい人なら、これが途中でわかってしまいます。
型通りの展開で、ハラハラドキドキ度は薄いでしょう。
人物像も類型的です。
裏切りベテラン局員も、頭はいいらしいのですが、平凡でした。
結局、この映画の見どころは際限なきアクションだけ、と言ってもいいでしょう。
何も考えずに、撃ちあいを楽しめる人なら、お勧めします。
人間ドラマも、とないものねだりをする人には向きません。
男の世界ですが、フランス人の恋人や、女性局員が出てきます。
が、彼女たちの見せ場はありません。
添え物として存在するだけです。
色気はゼロ、サービスカットもありません。
あくまでも男の世界のお話です。出来栄えとしては、60点くらいでしょうか。
これでも甘いかもしれません。
DVD「誘拐の掟」 2016年05月28日
DVDスターウォーズ6「ジェダイの帰還」 2016年01月06日
スターウォーズ5「帝国の逆襲」 2016年01月05日
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