無色透明

無色透明

2006.05.12
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カテゴリ: スピリチュアル
今日の屋久島は、雨。

屋久島にはテッポウユリが自生している。
屋久島から沖縄の間がテッポウユリの原産地らしい。

今日から一週間ガイド。
でも、天気は良くなさそう。
雨だと山に登れないので、きつい。
行っても何も見えないし、危ないだけ。
滝も危険なので、森か海。


地球交響曲(ガイアシンフォニー)のDVDが発売された。
今はあまりお金がない時期なので、ちょっと買えないなと思っていた。
すると、知り合いからDVDのセットが送られてきた。
ぜひ見てほしいと。

これまでどういう訳かガイアシンフォニーの映画は一度も見たことがなかった。
見たいという気持はあったのだが、タイミングが合わなかった。
屋久島でも上映会があり、監督も舞台挨拶に来たが、その時も仕事だった。
ちょうどハイビジョンのTVとDVDレコーダーがそろったところで、タイミングが合ったようだ。

子供の頃から映画館へ行くと、気分が悪くなった。
映画が終わって外に出ると、しばらく頭がクラクラした。
そのため、大人になってからも、あまり映画は見ていない。

その結果、コンサートなどにもほとんど行くことはなかった。
自宅でゆっくりくつろいでテレビを見るタイプ。

そういうことなので、ガイアシンフォニーのDVDは助かった。
一日一本ずつ、五番まで見た。
仕事の時は、見ながら途中から居眠りしていた。


映画にはユニークな人たちがたくさん出てきた。
全体的に違和感のない人たちだった。
しばらく仕事が続くので、あまり日記を書く時間がない。
一週間ほど、ガイアシンフォニーの感想を書くことにする。

第一番で最も印象に残った人は、ラインホルト・メスナー。
世界の8000m級の山、全14座を単独で登った登山家。
彼は現代的な重装備なしで、独りで山に登る。
それがすばらしい。

西洋的な山を征服するという登山ではない。
もっと神秘的でスピリチュアルな登山。
800mのガケを墜落した時、墜落する肉体を見ているもう一人の自分がいるのを体験した。
それが人生のベースになっているとか。

雪の山に登っている時、もうどうにもならなくなった時、この世の存在ではない少女と会話を交わし、山頂へ無事着いたこともあるらしい。
通常の登山家ではない。
登山を引退した今は、自然の中で自然な素材によるレストランを経営している。
彼の自宅は、まるでチベット仏教の寺院。
チベットの文物が溢れている。
彼の考え方もチベット仏教の影響が大きく、この世だけという捉え方ではない。

彼は登山に際して、もちろん肉体も鍛える。
しかし、そのトレーニングは通常のものとは少し違うようだ。
無限のエネルギーを自分の中に取り入れ、肉体が動けるように活用する。
そんな感じだった。
力を自分のものにするとか、所有するという感じではない。

西洋の登山は、山を征服するというもの。
征服するとは、自分のものにするということ。
所有=自我。
西洋の登山は、自我の登山。
征服することによって自我を強める。

東洋では、山は神聖なところ。
聖なるものと交わる場所であって、征服する対象ではない。
彼の場合は、山と共にいるという感じだろうか。
山に抱かれて存在する。
自然の一部。
山と同質。
極めて東洋的。

肉体を極限にまで鍛えるということは、ボディビルダーのような筋肉マンになることではない。
いかにエネルギー循環のよい体にするか、いかに効率のよい体にするかということ。
余計なものを削ぎ落とす。
シンプル。
心も体も。
そうでなければ8000mの酷寒と孤独には耐えられない。

それには一般的な人間を超える必要がある。
物質オンリーでは、重装備なしで8000mに独りで行くことはできない。
物質を超えないと、8000mの神々の領域に独りでは行けないのだ。
そういう意味で非常に魅力的な人だった。

彼は山で弟を助けるために凍傷になり、足の指を6本なくしている。
それにもかかわらず、8000m峰を単独登山している。
超人的としか言いようがない。
しかし、その登山を支えたのは、物質ではなくスピリチュアリティ。
スピリチュアリティが物質を超えていく。
常識を超え、不可能を可能にしていく。

それはこれからの時代の象徴のようだ。
肉体と共にスピリチュアルに生きる。
肉体も大切にする。
でも、意識は肉体を遙かに超えて存在する。
軸足をスピリチュアルに置き、この世を生きる。
けっして逆ではない。


『不可能を 可能にするのは 肉体の 意識を超えた スピリチュアリティ』

『征服や 所有ではない 山登り 自然と共に 山に抱かれて』

『裡にある 無限の力 感じつつ この世の限界 ゆっくり超える』

『自我を超え 世俗を離れ 山へ行く 直に何かに 触れる感じが』

これが496日目の心境です。






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Last updated  2006.05.12 10:02:23
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Comments

難しいね?@ 人はなぜ生まれてくるのですか その答えを探すためでわ?
emi☆@ タイムリー 先週、ちょっとしたことがありました。 …
風の彷徨者@ Re:そうだったのですか ぴあのさま そういう事情だったのですね…
ぴあの@サファイア @ Re:あれれ??2(06/13) 風の彷徨者さん >今見たら元に戻ってい…
風の彷徨者@ あれれ??2 今見たら元に戻っていました。 こちらのP…
風の彷徨者@ あれれ?? 日記の感じが(テンプレート?)が変わり…
風の彷徨者@ Re:2718日目 - 神聖ゴールデン貫入 石屋…いやいや(笑)水晶屋の 魂仕組みは奥…
ポプラ@ ヒマラヤグリーンDTマスター 私もこの水晶を毎日のように眺めてはぞく…
風の彷徨者@ Re:2716日目 - 運命の水晶 「その秘められた可能性を理解すること…」…
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