2007.01.10
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「Zzz…」

どうも自称も他称も苦労人、レイスです。
バスローブを持たされて、仕切り一枚向こう側で待機してます。
…あ、仕切り、一枚です。
ふわふわなバスローブは、もちろんアメ様のもの。

えっと、只今姫様は入浴中なんです。
これでも説得に説得を重ねてのこの距離!!
…嬉しい距離だけど、結構複雑な気持ちなのが正直なところ。

男だとすら認識されてないみたいです、僕。
いいんですよ別に。信頼してくれてるんですから!

…でも、かれこれ二時間近く出てきません。
さて、僕はどうすればいいんでしょう。
アメ様には、浴槽で眠る悪い癖があります。
しかもお湯につかって30秒くらいで、寝ます。
溺れるんじゃないかともう心配で心配で仕方がないんで・す・け・ど・!!
…そりゃ、最初から
風呂に居て見張るわけにもいかず。

「アメ様、入りますよぉー…。」

バスローブを持って、とりあえず浴室へ。

適当に靴を脱いで、ズボンの裾を捲ってから、いざバスタブの方へ。
もちろん袖も思いきり捲った。
…うなじから背中までのラインが見える。
バスタブの端っこに伏している姫を、発見。
その髪に触てみると結構乾いていた。


「アメ様、アメ様…。やっぱ寝てるなぁ。」

爆睡と言って、なんの問題もないだろう状態。
白く濁らせた湯船の中には、薔薇の花とアヒルが浮かんでいた。
アヒルなんかで遊ぶ間もなく、すぐ貴方は寝るでしょーが。
それに薔薇の花だけならまだ絵になるというのに。
まぁそれが彼女らしいといえば彼女らしいのだ。
アヒルはちゃっかりと頭の上に薔薇の花びらを飾っていた。
それはティアラのようで、白い湯で優雅に浮かぶ姿は結構さまになる。
少し、可愛らしい。
でもお湯に触れてみると、かなり温くなっていた。
意を決して、僕はもう一度袖をしっかりと捲る。

「僕につかまって下さいね。」

湯船に右手を入れて、まず脇に腕を差し入れる。
バスタブから彼女を引き離すと、左手も湯に入れて膝を探す。
多少袖が濡れるのは仕方がない。
膝を見つけたら、左腕を膝裏に差し入れる。
多少はくすぐったいのか、アメ様が少し動いた。
あとはこのまま持ち上げれば、お姫様抱っこの完成。
その前にそろそろ起こさないと。
…寝ぼけてるくらいには出来上がってるだろ。

「お目覚めですか?」
「んー、だからぁ着替えたって言ってんじゃんかよぉー…」

ダメだ、まだ90%くらい寝てる。
現にアメ様、いま裸ですし。
置いといたバスローブで適当にくるんだけど。
さぁとりあえず、アメ様を部屋に寝かせないと。



―――――――――――――――――――――
前に書いてた姫様シリーズの新作です(*^_^*)
まだまだ書き途中ですが、少し執筆リハビリ。
オリジナルで新しく書くのは久しぶりです。






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Last updated  2007.01.10 22:14:57
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