7月
8月
9月
10月
11月
12月
全5件 (5件中 1-5件目)
1
株の取引がインターネットで出来るようになり、より身近に感じられるようになっても、損をする人は後をたちません。それはなぜでしょうか。株というと、ギャンブルのイメージが強く、また一攫千金、いわゆる宝くじのような小さな元手で大きく当てる、といったものがあると思います。また、今まで出ている株取引に関する本についても、それを助長するようなタイトルのついたものが多いというのも、拍車をかけています。「1年で1億円稼ぐ○○術」とか、「誰でも簡単に儲ける!!○○売買法」といったようなものです。これらは、出版社が本を売るためにつけた物が多く、また実際にその著者が儲けたとしても、「なぜ儲けたのか」という部分を省いて、あくまで本を買ってもらうための言葉だけを書き並べているため、「ああ、この本を読めば簡単に儲けられるんだ」とか、「株ってそんなにお金が手に入るんだ」といった誤った知識、考え方を与えてしまうのです。別に、だからといって出版社を批判するわけではありません。中には本当にうそをいっているものあるかもしれませんが、基本的には著者が儲けたことは事実のとおりです。ただ、その「儲けた」という事実のみを取り出して、「なぜ儲けることが出来たのか」を追求しなければ、株で儲けることは出来ません。ですので、趣味程度で株を始める人は、私はあまりやらないほうがいいのではないか、と思います。また、興味本位で株に手を出すくらいなら、宝くじなどを購入して夢を追うほうがよっぽどいいかもしれません。株の取引においては、手っ取り早く儲ける、という気持ちを捨てて、きちんと基礎から売買の知識、技術を身に付けるという考え方を持ってやるべきです。それは、株の取引はギャンブルではないからです。きちんと技術と知識を身に付ければ、あなた自身の投資法を身に付けることが出来て、結果的に儲けること、いわゆる勝つことが出来るようになるのです。まだ株の取引は怖い、といって手を出していない人は、これからその知識、技術を身に付ければ、「絶対に勝つ」ということはありませんが、負けなくなり、トータルで勝てるようになれます。よく考えてください。プロ野球選手が練習もせず、いい成績を出すことが出来ますか?それは、サッカー、ゴルフ、はたまた将棋や碁においても同じことです。本当に勝てる人、というのは知識だけでなく、日々練習を重ね、技術を身に付けて相手の動きを知ることを続けています。自分のやり方、勝ち方を確立すれば、そう簡単には負けることはありません。もし何度も負けるのであれば、それはやり方、考え方が誤っているだけに違いありません。だからこそ、人の言うことを当てにせず、自分で出来るようになっていくことが大切です。儲けている人の話を聞くと、自分もその人の言ったとおりの銘柄を買えば、儲けられるんじゃないか、と思われる人もいるでしょうが、もし人に言うくらいなら、自分で買って儲けていると思います。「人は他人に儲けを譲るほど優しくはない」ということを肝に銘じてほしいのです。ですので、基本的に私がここで書くことは、「この銘柄が買いだ」とか、「このジャンルが上昇傾向だ」といったことは書いたりはしません。仮にその情報を元に株を購入し、損をした時にその人の責任を負うことが出来ないからです。あいまいなこと、いい加減なことは書きたくありません。もし、株に関する情報が書いてあったり、お勧め銘柄などが書いてある情報があったとしても、決して鵜呑みにしないでください。あくまで、参考までにし、「なぜその人はその銘柄を進めるのか」、「その銘柄と同じジャンルの銘柄はどんな傾向にあるのか」といったように、その考え方を汲み取るように心がけてください。何度もいいますが、「お勧め銘柄」だけでずっと儲けることは出来ませんし、仮に損を出してもその「お勧め銘柄」を書いた人があなたの損を取り戻したり、責任を取ってくれることもありません。自分のお金です。または、あなたの家族が生活する為のお金なのです。「自分のお金だ。好きに使っていいじゃないか」といわれるのなら、それこそ自分自身の技術、知識を身につけなければいけません。誰も助けてはくれません。こういったことを書くと、「やっぱり株は怖いじゃないか」といって敬遠される人が出てくると思いますが、それはそれでいいと思います。無理にお金をつぎ込んで失敗するより、よっぽど勇気のある行動です。どうしても怖い、不安があるけどやりたい、という人は、まず株の取引の基本的な技術を身に付けなければなりません。また、「簡単に出来るけど、儲けるにはきちんとした技術、知識が必要だ」ということを身を持って体験してもらうことが大切だと思います。人は失敗を経験すれば、それを活かすことも出来ますから。株の取引で成功するには、3つの要素が必要です。・売買の技術・株の値動き感覚・売買ルールを守ることもちろん、それ以外にも必要だということもあるとは思いますが、あまり多くを求めようとしても、うまくいきません。小さな事からコツコツと、ではありませんが、まず基礎の基礎的なことから身に付けることが大切だということです。もし、基礎から身に付けよう、と思われた方は、林輝太郎氏の著書、「株式上達セミナー」や「株式成功実践論」をまずは購入して、その本に書いてあるエキスを吸い出していただければ、ある意味手っ取り早いと思います。それでは、今日はこの辺で。
2005/01/09
コメント(5)
株を始める上で、これは重要なテーマの1つだと思っています。自分が行う投資は、ファンダメンタルズかテクニカルか、はっきりと決めて行う必要があります。その方が、自分の売買におけるルールをきちんと決めることが出来るからです。ノールールで勝てる、そして儲けられるほど株は甘くはありません。そこをまず体で覚える必要があります。ということで、今日はこのあたりから書いてみたいと思います。・ファンダメンタルズとは何か企業の成長率、成績表(決算報告書など)、株価、景気の動向などから、その企業の株価を予想するやり方です。つまり、この会社は今後成長の見込みがあるから買おうとか、この会社の新製品が売れるという見込みがある、それなら株価も上がるから買おう、というようなやり方になります。・テクニカルとは何かこれは、株価のチャートなど、過去のデータを元に株価の動きを分析し、その値動きを予測するやり方です。デイトレード(いわゆる1日の内で売買を終わらせてしまうやり方)では、テクニカルを用いることが多いです。単純な見方をすれば、長期投資:ファンダメンタルズ短期投資:テクニカルという感じになります。もちろん、2つをうまく使ってやることも可能ではありますが、初心者の方がやろうとすると、情報過多になってしまい、結局どちらともつかずで失敗します。ということで、私が今回行うのは短期投資を行いますので、テクニカルを使ってやる、という方針で進めさせていただきたいと思います・
2005/01/07
コメント(0)
株の売買の話を始める前に、まず最初に自己資金50万円をいかにして貯めるか、ということについて考えたいと思います。ある程度まとまったお金を持っている方はいいのですが、「そんなお金は持っていない」という人も多いと思います。特に、株の取引は最初の資金が多ければ多いほど増やしやすいのも特徴です。それでは、どうしたら自己資金を用意できるようになるのでしょうか。ここではまず、本当に生活費を切り詰めてもできない、という人は無理に株の売買をすることは避けてほしいと思っています。どうしてもやりたい、という人はトレーディングダービーで上位にランキングされるくらい売買について経験などをつけてからでも遅くはありません。その間に自己資金を貯めることが出来ると思います。さて、自己資金の貯め方ですが、やはり生活費の中で無駄なものを探してそれを削ることから始めてください。たとえば携帯電話を持っているのであれば、家の固定電話は辞める、またはその逆でも構いません。また、インターネットの通信費もADSLが使えるのなら、出来るだけADSLにしてください。ローンで繰り上げ返済できるものは、繰上げ返済して支払い自体を済ませるなど、株で儲けてから返済すると考えるより、まずローンで金利のつくものは出来るだけ無くすように心がけてください。(家のローンはさすがに一気に返済するのは難しいですが…)プロバイダなどや携帯電話、それ以外でもまとめて(例えば年間契約すると割引される、など)払えば安くなるものは、まとめて払う方が結果的に節約できると思います。給料以外にお金の収入が無い人は、原則入ってくるものは限りがありますから、出て行くものを無くすことから始めてください。それに、いい機会なので、オークションなどで自宅にあるガラクタ(笑)、もしくは自分自身ではお宝と思っているものなども含めて、使っていないものはどんどん出品してお金にするのも手です。とにかく、1年で50万円が貯める気持ちで色々とやりくりしてください。お金に換わるものは、以外に目の前に転がっているものです。そこからまずは始めてください。
2005/01/04
コメント(0)
株の取引をすでにされている方ではななく、これから始めよう、または始めたいという人は、いきなり口座開設して取引を開始する前に、バーチャルトレードを行って見ましょう。中でもお勧めは、K-ZONEのトレーディングダービーです。トレーディングダービーは、仮想資金1000万円を元手に、限られた期間でいかに自己資金を増やすか、というのを競い合います。主なルール、原則としては・・・・1回の取引で500万円を超える金額の取引が出来ない・実際の上場銘柄などで売買できるが、株価は全て20分遅れの情報を使っている・売買手数料が一定額に決められているなどです。まだ他にも細かくありますが、大まかにはこの部分を知っておけばいいと思います。さて、、K-ZONEのトレーディングダービーですが、トレードに参加するには、K-ZONEに会員登録してください。もちろん、会員登録は無料ですし、トレードを行うだけでも無料です。会員登録を行ったら、トレード開始です。なお、この、K-ZONEのトレーディングダービーでは自己資金が1000万円ですので、ある程度の銘柄を売買することが出来ますが、より実践向きというか、自分自身のやり方を覚えるという意味で、自己資金の範囲で行って見るのもいいかもしれません。私の場合ですと、今回掲げている50万円の範囲内で、行うようにしてみます。もちろん、売買手数料が違う(トレーディングダービーは2,625円取られます)ので、そのあたりも加味して売買を行って見てください。とにかく、自分で実際にやってみる、もしくはバーチャルトレードでやってみることをお勧めします。バーチャルトレードでも、損を出したときはがっかりするものですし、利益が出れば当然うれしくなります。自分がその状態の時にどんな気持ちになるのか、というのを予め知っておいてください。それによって、自分自身にあった売買ルールを決めるのです。決してゲームだと思わないようにしてください。自分に甘くなっては、売買には絶対に勝つことは出来ないのです。また、これを機会に自分自身の売買明細表を作っておくこともお勧めします。
2005/01/03
コメント(0)
自己資金50万円から始める株トレード講座へようこそ。ここでは、株の基礎知識に関する情報だけでなく、株を始める為の自己資金を貯めるコツなど、さまざまな情報を提供していきたいと思っております。また、私自身が実験台となって株の取引を行いながら、その時の心理状況などをリアルにお伝えできればと思います。この講座のテーマは、ずばり、初心者がどうやったら株で儲けることができるか、になります。ですので、初心者が陥りやすい罠や、はまりやすい状況なども、私自身が身をもってお伝えできるよう、すすめていきたいと思います。また、私自身は本業を持っている身ですので、つきっきりで株の売買をすることは出来ません。そういった環境に置かれている方も多いと思いますので、そういった方にも見て欲しいと思っております。株の取引は自己責任と言います。特に、ネットトレードが本格的になってからは、入力ミス、発注ミスなどは立ち直れないほどの損害を被る可能性があります。ですから、よく言われる「必勝法」や「絶対に負けない攻略法」といったものに手を出して、損をした挙句にそのせいを相手のせいにすることだけは避けてください。必勝法や攻略法を購入した、使用したのは「あなた自身」なのです。あなた自身が決断したこと、判断したことなのです。この時点で自己責任が発生しているのですから、この情報を利用する、しないといったことは当然、あなた自身の責任でやらなければなりません。初心者の方もそうですが、負けつづけている方はどうしても人に頼ってしまいます。そして、その隙を、プロや騙す人は突いてくるのです。私が願うのは、自分自身がきちんと基礎から株に関する知識を学び、さらには知識だけでなく知恵を身につけ、その情報がいいか悪いかの判断が出来るようになることです。その為には、いきなり大金で株の売買を始めてはいけません。少しずつ自己資金を貯めることから始め、その資金を少しずつ株を売買して「損すること」「得すること」をしっかりと体験してから、その額を増やしていけばいいと思います。こんなことを言っていますが、私自身も初心者です。ですので、これから始める人たちと一緒になって、株の取引を本当の意味で、自分たちの生活を支える力になることを目標に1つ1つやっていきたいと思っております。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
2005/01/02
コメント(3)
全5件 (5件中 1-5件目)
1