Premium Square

Premium Square

2006.01.18 理念



これはある意味、僕らの起業の動機でもあります。

僕らは建築業界で働いています。

建築といえば大手ハウスメーカーやディベロッパーの下請けが

圧倒的に多数を占めますが、僕らの仕事はエンドユーザー向け、

つまり一般のお客様がほとんどです。

大手の下請けに比べると単価は低いので、たくさんのお客様から

仕事をいただくことが必要になります。

そのためには、お客様に満足し、喜んでいただくことが大切なんですよね。

その結果、 リピートや紹介をいただくことにつながります。

アフターサービスも大事ですね。

建築は使用年数の長い商品ですから。

そして何より”価格”です。

安ければ、だいたいのお客様は喜んでいただけます。

すげー難しいところですが・・(笑)

これらのバランスが取れていれば良かったんですが、いまの会社は

それがおかしくなっちゃいました。

正直、他社と比べて商品力は変わらない。

サービスと営業マンの能力が勝負どころ。

なのに、アフターサービスすら削っちゃったんです。

お客様に背中を向けちゃった・・・・。

お上の言うことには、売上げのことばかり。

なんかお客様に申し訳なくなっちゃって・・・・。

あと、「値段さえ安ければいい」ってお客様が増えてきた。

そういうお客様に限ってクレームも多い傾向にあります。

実を言うと、そういうことに疲れてきたってのもあります (^^;

もっとじっくりお客様と話をして、本当に満足できるものを提供したいなあ。

いつの頃からか、そう考えている自分がいました。

そういう部署を社内ベンチャーで作れたらいいねって、S氏と話したこともあります。

とにかく、おかしくなってきた会社をなんとかしたい。

そんな気持ちでS氏やT氏と話し合いました。

その時出合ったのがコンサルのOさん。

なるほど、こういう戦略があったのか、と。

なんてスペクタクル♪

いまの会社でこれができるか?

さんざん話し合った結果、

・・・・無理だろうなと (笑)

じゃあ、僕らでやろう。

僕らに共通する精神。ハート。スピリット。

「お客様のおかげ」

「感謝」

「おかげさまの気持ち」

たくさんのお客様に生かされてきたのはまぎれもない事実。

”おかげさまのつながり”でここまでやってこれた。

じゃあ、僕らはお客様に何をしてあげられる?

建築。

夢。

夢をカタチに。

価値のあるもの。

本物。

夢を具現化した空間を創造したい。

僕らじゃなきゃ創れないもの。

他の人には真似できないもの。

自信はある。

コンサルのOさんが言った。

「私は老舗を作りたいんです」

その言葉が心に響いた。

時代にかかわらず、価値のあるもの。

その通りだと思った。

そこで僕らの理念は決まった。



「おかげさまの精神を幹とし、お客様に価値を感じていただける空間を創造すること」



時を経ても変わらない価値を創造したい。

そのためには本物でなくちゃならない。

お客様の目は厳しい。

みんなに認めてもらうためにも、常に勉強し向上していかなくちゃね。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: