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2009.11.21
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カテゴリ: 糖質制限食
糖質制限治療法の提唱者のお一人、釜池豊秋先生の本を読み終えました。


「一日一食」&「糖質ゼロ」

とんでもなく厳しい制限!
よほどの重症患者が行う方法?
といった印象を持たれるでしょうが、読むと納得!です。

今回は、大きな常識、「日本糖尿病学会」の治療指針について考えてみましょう。

血糖値というのは、
血漿10dl中にブドウ糖が何ミリグラムあるかという数値です。

これって、実際には何グラムのブドウ糖が存在していることになるのでしょうか?

血漿は体重の約4%なので、
体重50kgだと2リットル(1dlの20倍)。
血糖値を90とすると
90×20=1800ミリグラム=1.8グラム
たったの1.8グラムなのです!!

では、日本糖尿病学会の治療指針である
「必要カロリーの60%を炭水化物から摂る」というのを計算してみましょう。

私は専業主婦なので一日の必要カロリーを1300キロカロリーとします。
1300×0.6=780キロカロリー
糖質のエネルギーは1グラムで4キロカロリーなので

195グラムの糖質を摂ることになります。
食膳には1.8グラムしかなっかたものが、
もぐもぐ食べ続けるうちに100倍以上ものブドウ糖が血漿中に溢れるのです!!!

これが人体にとってどういうことか想像してみてください。
インスリンの効きが悪い人にとっては、

健康体の人にとっても、
食事のたびにこれが繰り返されればどういうことになるか、
想像がつきますよね。
国民病といわれるように、
ほとんどの人が糖尿病予備軍→正規軍と進んでいくのも当然ですよね!

なぜ、必要エネルギーの60%を炭水化物で摂らなければならないのか?
「三大栄養素を満遍なく食べる」ということが、
なんとなく良いことのように思う我々の「常識」を疑ってみませんか?

「じゃあ、何でカロリーを摂るの?」って?
「脂質」に決まってるじゃないですか!

「『脂質』って、何か体に悪そう・・」という常識も疑ってみましょうね!(笑)

「糖質制限」は、「健康」な人にとっても福音です。
スローエイジング効果が期待できるし、
アルツハイマー、パーキンソン病といった神経性の病気も予防できそうです。

健やかに老いたい人は、糖質を「ゼロ!」とはいいませんので、
せめて控えましょうね!

写真は、甘味が忘れられない人に便利なお砂糖の代替品です。
灰谷クリニック(春日井市)の向かいの薬局で売られています。
エリスリトール99.68%とスクラロース0.32%で、
自然界にあるブドウ糖を発酵して作られています。
一番、お砂糖に近い味と言われています。
200グラム600円。

浅田飴の「シュガーカット ゼロ」も全く同じ成分ですが、
85グラム450円と、少々お高いです。

次回は、「なぜ、ず~っと食べてきた糖質が悪者なのか?」についてです。





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Last updated  2009.11.21 23:51:45
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