痴女って・・・あなた・・・今がどんな状況かわかっているんですか！？

【コオシン】
どんな状況って・・・ 「目の前にエッチな恰好した娘が現れた状況」 だけど・・・
あれ？　もしかしてあの娘も敵なの？！

【ブリルエン】
痴女呼ばわりって・・・いきなりレディに対して失礼しちゃうわね。

でもいいわ。
今日はお土産を持ってきてあげたの。

【ブリルエン】
ジャーン！
この前よりもうちょい強い子を連れてきましたっ！
と～ってもイイ子だから、いっぱい可愛がってあげてねっ♪

【コオシン】
げっ！この間のアイツじゃん・・・
ってことはあの娘もこの間のコヨーテの仲間か。

ハァ・・・
どうせ戦うならエッチな格好したあの娘と戦いたかった・・・

【アヴェリン】
コオシンさん、馬鹿なことを言ってないで油断しないでくださいね！

【コオシン】
大丈夫！
戦いながらでも油断せずあの娘を視姦しておくから！

【アヴェリン】
いえ！油断しないでほしいのはそういうセクハラ的な話ではなく！
というかやめてください！！

【コオシン】
しかしコイツ、この間の奴と同じで全然怯まないな！

【謎のモンスター】
グオオオオオワイノコウゲキヲクラエンゴォオオオオオ！！！

【コオシン】
ぐあ・・っ！

アヴェリン。
そもそも僕達の攻撃ってコイツに効いてるの？
この間使ってた技をまた使ったほうがいいんじゃ？

【アヴェリン】
クッ・・・！

そうしたいところですが、決定的な一撃を与えるには、敵の隙を作りださなければなりません。
でも、今はアルターがいませんね・・・。
いつもミスしてばかりですが、こういう時に彼の不在は響きますね。

ハゲコオシン(普).jpg

（なるほど・・・
奴を倒す一撃を放つには、最低でも同じ力を使える人間が２人は必要 ということか・・・

どうする？
僕も同じような力が使えること は、出来れば彼らの正体がハッキリするまで秘密にしておきたかったけど、だからといってやられるわけにはいかないし・・・もうここは使ってしまうべきか！？）

アヴェリン(普)

ふぅ・・・コオシンさん、退却しましょう。
タイミングをご自分で判断して、逃げてください。
互いの事をケアする暇などありませんから。

【謎の男】
ふうむ・・・。
そんな心にもない事を言うのはやめたほうが良いのではないか？アヴェリン。

【アヴェリン】
トルヴィッシュ・・・？

【コオシン】
（ トルヴィッシュ ・・・？
誰だこの爽やかイケメンは！
でもアヴェリンの様子と、装備の雰囲気からして、恐らく彼も・・・）

【トルヴィッシュ】
後ろに隠れているあいつを見た以上、退却する気なんてなかろう。

【アヴェリン】
・・・そうですね。
まず目の前にいる敵を倒さないと、あの女性を始末する事はできないでしょう。

【コオシン】
そうだね！
あのデカいのを倒して、早くあの娘に襲いかかろう！
グヘヘヘヘ、絶対に逃さないぞ！

【アヴェリン】
ちょっと引っかかる言い方ですが・・・そうですね。
トルヴィッシュ、手を貸してください。

【トルヴィッシュ】
ハハハ。聞いていた通り面白い方ですね。

わかりました。
私が足止めをします。
アヴェリンは攻撃を。

【コオシン】
（この技・・・やっぱり彼も同じ力が使えるか。）

ｽﾞﾊﾞﾝｯｯｯｯｯ!!!!!

【謎のモンスター】
グエエエエエヤラレタンゴォオオオオオ！！！

コオシンハゲ(邪)

グヘヘヘヘ、さぁ次はお前の番だ！
痴女っ、、、っていない！！！

（しまった・・・！！
僕としたことが、彼らの技の観察に夢中であの娘への視姦を止めてしまっていた！
不覚過ぎる！！！！！）

【アヴェリン】
くっ・・・。
逃げられましたか。

トルヴィッシュ(笑)

ハハハ。初めまして、コオシンさん。
わたくしはアルバン騎士団の一員であるトルヴィッシュと申します。
噂のコオシンさんにお会いできるとは・・・。
正直緊張しています。

アヴェリン(悲)

！！？
何をしているのです、トルヴィッシュ！

トルヴィッシュ(普)

シーッ。
待っていてくれ、アヴェリン。
上層部の指示を受けてきたのだから、ここは私に任せてくれ。
今ここで詳しく話す余地はない。

【アヴェリン】
・・・・・・。

ハゲコオシン(愛).jpg

えーっと。はじめまして。
戦う時にハゲちゃうコオシンです。

え？僕なんか噂になってるの？
まさかトイレの時間の長さとか！！？

（ アルバン騎士団 ・・・それが彼らの所属する組織の名前か。
そして予想通り、 彼らの上にもまだ誰かがいる らしい。）

トルヴィッシュ(笑)

ううむ・・・どこまで話したか分からないから、どこから話せば良いか分からないな。

アヴェリン(普)

アルターの処罰の話をしていました。

トルヴィッシュ(普)

ハハハ・・・もうそこまで話が進んでいるのか。
それなら話が早い。

さっそく本題からお話しましょう。
コオシンさん。我々アルバン騎士団に合流してくださいませんか？

【コオシン＆アヴェリン】
！！？

アヴェリン(疑)

ちょ、ちょっと・・・！

トルヴィッシュ(普)

後でちゃんと説明するから、今はただ聞いていてくれ。
アヴェリン。

理由は簡単です。
アルターに着せられた濡れ衣を晴らす最も確実な方法なのです。
まあ・・・上層部を説得する際、 別の理由 の方が効きましたが・・・。

コオシンハゲ(疑)

別の理由って？

コオシンさんが我々の仲間に加われば騎士団にとって大きな力になるはずだと説得しました。
我々アルバン騎士団の現在の敵は、先ほど現れた 「使徒」 と呼ばれる人型汚染体とその汚染体を作っている勢力です。
彼らは自らを 「先覚者」 と呼んでいました。

まあ・・・使徒であれ先覚者であれ彼らが神の力を駆使する時にダメージを与える事ができるのは、同じ神の力だけです。
それ以外の攻撃はほとんど無意味に近いですよ。

コオシンハゲ(緊)

ん？！マジで！？
アレって神の力だったの？
（やっぱり 彼らのも 神の力だったか・・・
となると問題は、 どの神の力 なのか・・・）

コオシンハゲ(疑)

神といっても何人もいるよね？
巨乳の女神 とか、 半裸のおっさん とか、 顔見せＮＧのおっさん とか、 巨乳の女神 とか 巨乳の女神 とかさ！
君たちが使っている力はどの神の力なの？
その「先覚者」って奴らが使う神の力の神も同じ神の力？

トルヴィッシュ(普)

さすがコオシンさん。話が早いですね。
わたくし達がこの力を授かり、仕えているのは、この世界の主神 アートンシミニ 様です。

逆に彼ら先覚者が力をもらい、そして仕えているのは、この世界とは別世界の 異界の神 。

ハゲコオシン(黙).jpg