かかかノの家　こおしんのブログ

ナユタ『あんな事があったのに会社行ってる人いる…　以外と普通の日常だね』
なんという落ち着きよう・・・
２０人に７人、およそ３分の１の人間が悪魔によって殺される世界 ですもんね・・・
犠牲者の大小こそあれ 悪魔によって人が死ぬ なんて、彼らにとっては日常なのでしょう。
しかも少し前にも落下の悪魔によって世界中で人が死んだばかり。

日本人が震度５や６程度の地震では慌てないのと同じで、身内に犠牲者がいた人間以外の反応はこんなものなのかもしれません。

しかし人々が通勤通学してるってことは、もしかして 148話から149話の間で逃げ回っているうちに一晩たってるの！？
街で暴れ回ってるチェンソーマンもどきもいないようですし。
そりゃ犬猫たちもお腹空かしてるよ！

デンジ『早く日常に　家に戻ろう…　俺ぁずっと夢見てた生活があるんだ　チェンソーマンになんかならなくったっていいじゃん　ポチタ…だってな　俺ぁ今……　すっげえ幸せなんだ……』
またデンジの気持ちがチェンソーマンに変身しない方に傾いてますね。
あれだけ滅茶苦茶なことが起こった後も普通の日常を送る人達を見て、自分の日常の有難みを再認識したのか。

デンジは、
・父親
・ポチタ
・アキ、パワー
と、 家族と日常を３度も失って いますし、
今の日常を続けられる幸せは何よりよくわかっているのでしょう。

ポチタ『私達の見ていた夢は叶ったね』
デンジ『だろ？』
ポチタ『じゃあデンジ…　次に見る夢は？　たくさん彼女が欲しい？　それとも…お金？』
確かにポチタとデンジが２人で見ていた夢は叶った。
でも人生何か夢を叶えても、大なり小なり新しい夢が生まれてくるもんですよね。

１話でデンジとポチタがした契約は
『私の心臓をやるかわりに……　デンジの夢を私に見せてくれ』
ですし、 １度夢を叶えても新たな夢をポチタはまだ見たい のでしょう。

デンジ『次は…　オレ……　オレ…チェンソーマンになりたいよ』
そう、
デンジがいくら今が幸せでも、
過去に見た夢を叶えていても、
その幸せや夢を失う可能性があっても、
チェンソーマンはもうデンジのアイデンティティですもんね。
そう簡単に割り切れるものではない・・・

燃える家、そして家族

はあ・・・？
はあ！！？！？

またデンジに家族と日常を失えというのか。

焦るナユタ

こんな冷や汗を流し焦った顔をするナユタは、マキマ時代を含めても始めて見ますね。
前回 「悪魔はどんな生き物を殺してもいい」 と言っていたナユタも、家族は別・・・

バルエム『や～っぱ燃やすなら家族だよな　三鷹アサを殺してもそんな熱くならねえと思ってさだって所詮他人だもん　犬猫のほうがよく燃えそうだしな』
またここまで見ていて不快な気持ちになるキャラクターが出てくるとは・・・
123話
吐き気を催す邪悪という言葉がまさに相応しい・・・

読者の立場でもそう感じるのだから、デンジが抱く黒い感情はそれとは比較にならないレベルでしょう。
その瞳と、決意を破って胸のスターターにかけた手から、彼の怒りが伝わってくる。

体分断するクソムチ女

フミコ達公安がいた・・・！
と思ったら速攻やられとる！！！

なんでムチ女が自由になっとんねん・・・
クァンシにバラバラにされたあと公安に回収されただろう と思ってたんですが、チェンソーマンもどきの発生のドサクサで回収できなかったのでしょうか？

フミコの背後のムチ女

しかし ムチ女が降り立ったのはフミコの真後ろ だったのに、
フミコだけ攻撃を受けていなさそうなあたり、彼女の実力の高さが伺えますね。
（たまにはモブの公安が活躍するところも見てみたいですが｡ﾟ(ﾟ´▽｀ﾟ)゜｡）

戦うことも逃げることもできない犬猫達が燃やされる・・・
とても胸糞悪い回でした・・・

でもフミコ達がここにいたというのは１つの希望でもありますね。
デンジ達が自宅に向かうと知っていましたから 先に自宅に先回りしていた可能性が高い ですし、
他の公安もいるということはフミコが応援を要請したってことですから、 別の公安が今ニャーコ達を公安の施設に運んでいる かもしれません。

前回ナユタは 「別に守んなくていいよ　だって私のほうが強いし！」 と言っていましたが、
公安の組織力によって家族を助けられれば、その考えも少しは変わるかもしれませんからね。

デンジをチェンソーマンにしないためにも、
ナユタを味方につけるためにも、
犬とニャーコは公安にとっても守っておくべき存在。
だからきっと生きてる・・・そう信じたいッッ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡!!

待て次回！！