おいでやす。郡山ハルジ ウェブサイト。

完走記-荒川マラソン(2003.3)

Arakawa

走歴半年足らずでチャレンジする初マラソン。
...いやあ、しかし、これが日本最大の大会かぁ。とにかく人の多さには絶句。市民ランナーが日本にこれほど居たのかと思うくらいの数が河川敷のスタート地点会場を埋め尽くしていた。そもそも、スタート前の簡易トイレの前の列の長さがハンパじゃなかった。トイレ自体は何十も設置されているんだが、それぞれトイレの前に並んでいるランナーが数十人。スタートの号砲が鳴ってもまだ何人か並んでいて驚いた(おかげでオイラもストレッチする時間がなくなってしまった)。最後尾の人はスタート地点を過ぎるまで2-30分も掛かっていたとか。もっと驚いたのが、スタートしてから何時間も経過しても、人が途切れない。スタートから42.195kmのゴールまで、人の波が途切れないすごさ。自分の前後左右につねにたくさんの人が走っていて、自分のペースがなかなかつかめない。

出張のために日本に帰国してからの2週間の練習不足と、スタート前のストレッチ不足はすぐに結果となって表れた。まず、練習時には25kmを過ぎなければ出てこなかった脚及び足の痛みが、15kmやそこらで出てきた。気にせずにペースを落とさずに走り続けたが、25km付近で脚のだるさからついに失速。以降、シャーベットステーションの35km付近でやや元気を取り戻すまで、まったくショボイ走りを1時間近くもダラダラと続けてしまった。
最悪は下痢。13km付近と25km付近で2回もトイレで止まってしまった(失速の原因のひとつは、和式の仮設トイレだったため、屈んだ姿勢を取らざるを得なかったこと)。

前半はサブ4ペースを若干上回っての折り返しだったが、後半は35km地点ですでにサブ4の予定タイムを数分もオーバーしていた。

自分でも納得いかないのが、ゴール前の50-100mになったらゴボウ抜きの全力疾走をする余裕が残っていたこと。こんなに余裕があったのなら、ゴール直前ではなく最後の数キロでラストスパートしていたら、1-2分程度は縮まっていたに違いない。自分への甘さが悔やまれる。

反省点としては、前半がややオーバーペース気味だったことか。平均心拍数156拍/分というのは、前半を抑えられなかったことを示している(本来なら、サブフォーペースでも150bpm以内で走れていたはず)。
まあ、これで今後もマラソンを続けるいい理由ができたが。

ArakawaGoal


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: