ヘイフリック限界パート3

ヘイフリック限界パート3

2024.05.03
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類















猫を観ていると、今しかないのだと思う。どんなに昨日まで可愛がられていたとしても、過去は過去でしかない。人間のような記憶装置がないこともある。今ある状況がすべてなのだろう。餌を呉れるのか呉れないのかしかない。それでも生きていられるかどうかだ。常に限界があり、それ以上は先に進まない。じっと待っている。食べられる時に食べるしかないという追い込まれた環境が猫たちにはある。3匹の仔猫たちをガラス戸を隔てたたった数メートルの近くにいるが、別世界の次元で生きている。





 ・猫も人間もルーツを探れば同じ祖先になる。どこかで分かれただけだ。上も下もない。戦略が分けた選択でしかない。今しかないという現実は、同じだろう。だが記憶力を持つ人間の選択は有利な形質だ。広い視野をもっていることになるからでもある。情報や選択肢を余計に持っているものが勝利もする。そこでじっと待つよりも動いた方がはるかに多くの選択をすることができる。だが、間違いも起こすだろう。





 ・へ2・・・今だけに集中する集中力は、天才に特有のものでもある。それは動物の勘に似ている。思考がなくても正解を引き出しもする。一撃で猫は鼠を殺す事ができる。鼠は一瞬に死ぬ。一瞬に苦しまずに死ぬという能力は、鼠の遺伝子に組み込まれている。誰に教わらなくても、自分の目でみて多くの知識を手に入れる仔猫たちは活きる上で何をしなければならないかを凄いスピードで学んでいるに違いない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.05.03 01:30:39
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: