かんぽうで子育て

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十月 「神無月」

【ジャガイモの塗り薬】
(軽いやけどの時に使用)
1、洗って皮ごとすりおろしたジャガイモをさらし袋にはさみ、患部に当てる。(ジャガイモがなければりんごでも代用できます)
2、しばらくすると熱がとれ、痛みもやわらぐそうです。
ジャガイモやりんごに含まれるカリウムには身体の熱をとる作用があります。

私のお勧めは [紫雲膏]
火傷の時にはべったりと患部に塗り、ガーゼを上から当てる。
虫さされの時は広く伸ばして薄めに塗る。
アトピーの皮膚の塗り薬としてもよく病院でも使われているのを聞きます。
痔の方にも好評です。

注意しないといけないのは、色が服につくと取れにくいので当たらないようにガードしないといけません。


*ぶなしめじ*
グルタミン酸、リジンなどアミノ酸をバランスよく含み、おいしさはきのこの中でもトップクラス。低カロリーで、ビタミンB2・D、植物繊維なども多く生活習慣病の予防、吹き出物の予防、便秘解消などに効果的。免疫を高める効果も注目されています。

*海老(えび)*
高タンパク刺って、低脂肪で、カリウム、リン、ヨード、鉄などが豊富。またコレステロールを抑制し、心臓病・脳卒中の予防、肝臓解毒効果を高めるタウリンが豊富なのも魅力です。殻付は頭がしっかりついていて透明感のあるものを、剥き身はプリプリと身が締まっているものを。

*長芋(ながいも)*
「山うなぎ」といわれるほど栄養豊富。ヌルヌル成分にはタンパク質を効果的に活用したり、血糖値を下げる働きのある成分が含まれています。消化酵素は大根の3倍、食物繊維も豊富で、胃腸をすっきりさせ、便秘解消や腸の掃除に役立ちます。すりおろしたものは冷凍保存が可能です。
『本草綱目』薯蕷(しょよ)「長芋の根を乾燥させたもの」味は甘く、身体を温める。傷中を主どり虚羸を補い寒熱邪気を除き中を補い気力を益し肌肉を長じ陰を強くし久しく服すれば耳目聡明饑えず年を延ぶる。『新古方薬嚢』ボク曰く味甘温、中の傷ぶれを補ひ腰より下を温むる効あり、 一種の強壮剤として用いられる 、腰痛を治し小便を調ふ。
高野山の坊さんは山芋を常食して元気らしい。

*柿(かき)*
びたみんC・B1・B2・βカロチンが豊富で、身体に抵抗力を高め、風邪の予防にお勧め。ビタミンCはみかんの3~4倍。甘柿にもある渋み成分はアルコールを分解する働きがあり、お酒を飲む前に食べておくと、悪酔い防止に効果的です。ヘタが元気の良いものを選んでください。
(果物は昼間に食べるようにして下さい。夕ご飯後は食べると身体を冷やします。食べ過ぎは胃を壊します。)
できれば 干し柿 を食べてください。『本草綱目』体力を補い、胃腸を丈夫にして、腹中に滞った血を消すとしている。また咳や痰にも効き、かっ血を止め、のどを良くする。


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