かんぽうで子育て

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十二月【師走】

《12月【師走】旬の食材》


家庭療法:
大根アメ【咳や喉の痛みに。常備しておくと便利】
1. 大根一本をよく洗い、皮付きのままさいの目に切る。
2.(1)を保存便に入れて、大根がかぶるくらいまで蜂蜜、または水あめを入れる。
3.(2)をそのまま冷暗所に保管し、大根がシナシナになったら取り出す。
4.残った液汁をそのまま飲む(保存期間は冷蔵で1~2週間程度。)
大人向け「Wおろし液」
大根を使った咳止め療法のひとつ。
コップ1/4ぐらいの大根おろしに、おろし生姜少々を加え、熱湯を注いで温かいうちに飲みます。
【大根】
でんぷんの消化酵素・ジャスターゼをはじめ、各消化酵素を豊富に含んだ《自然の消化剤》
薬効・“お腹に効く”だけではないジャスターゼの威力。うがい薬や塗り薬として使えば口内炎や皮膚病にもつかえる。
生の大根は、辛味と甘味と当て、体を冷やす性質があります。大根おろしは焼き魚や肉類などの熱性の食品の付け合せにすれば、胃がもたれることも無いし、お酒を飲んだ後に食べれば体にもやさしいです。
貝原益軒『養生訓』
「大根は野菜の中の上々品也。つねに食うべし。葉のこわきを去り、柔らかな葉と根を、味噌にて煮熟して食らう。脾を補い痰を去り、気をめぐらす。大根の生の辛いものを食すれば気へる。然れども食滞(胃もたれ)あるときは、小食して害なし。」
「胃虚弱の人は、大根、人参、芋、ヤマノイモ、ゴボウなどを薄く切りてよく煮たるを食らうべし。」
【金柑】(きんかん)皮付きで食べることで、豊富な栄養分が丸ごと取れます。
(薬効)気を下し、膈を快にし(胸をすっきりさせ)、渇きをとめ、醒を解し(悪酔いを冷ます)、臭をさける(口臭をとる)。
全般的に咳によく効き、胃腸病にも良いとされています。
甘露煮や金柑酒などを作っておくと気軽に取れます。
【蓮根】(れんこん)
ビタミンCと、野菜には少ないビタミンB12、カリウム、植物繊維などが豊富。ビタミンB12は鉄分の吸収を助けて貧血予防に役立ちます。
(れんこん療法)
下痢:おろした絞り汁を何も加えず湯のみいっぱいくらい飲むと下痢によい。
咳:絞り汁を杯一杯ずつ1日数回咳のひどい時に飲むと良い。
風邪:しぼり汁一杯に生姜の絞り汁少々を加え熱湯をさし、塩味又はしょうゆ味で飲む。


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