かんぽうで子育て

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二月


こんにゃく湿布
胃腸疾患、風邪予防、慢性疲労などに・・・
1.板こんにゃく2枚を10分ほど鍋に入れたお湯で茹でる。
2.(1)を2~3枚のタオルで包み、腹と右わき腹(肝臓)の上において暖める(大人は30分程度、子供は15分程度)。最後に冷たいタオルで拭く。
3.次にうつ伏せになって、腎臓のあたり(腰の一番細いところの、背骨の両側)を(2)と同じ様に温め、最後に冷たいタオルで拭く。
*使い終えたこんにゃくは、水の入った容器にいれて冷蔵庫で保管すると、小さくなるまで何度でも使えます。(ちなみに私は1ヶ月くらい使いました。笑・・・) 

(注意)*こんにゃくが熱い時は、タオルの枚数で温度を調節してください。
    *入浴前は避けてください。

《弱った体にこんにゃく湿布》
肝臓と腎臓は、体にとって負担になる物を排泄する為に働いている、いわば浄化槽。そのため、これらの臓器が弱ると全身が弱り、慢性疲労や体調不良の原因になります。こんにゃく湿布は、毒素を出し、新陳代謝を高めて体力を回復する強壮法なのです。

私がこの「こんにゃく湿布」を知ったのは妊娠して「毛利助産所」で教えてもらいました。妊婦は冷えが大敵!!胎児が体にいることで「実」の状態になっているので母体は熱がっていても、胎児にはとても寒くてかわいそうなことになっている人が多いです。私は毎日風呂敷で腰に巻いて用事をしていました。ト―っても気持ちが良いですよ~。

≪旬の食材いろいろ≫
葱(ねぎ)
本経に曰く、味辛温、目を明らかにし中の気不足を補うを主どる、その莖は湯となすべし傷寒寒熱を主どり汗を出だし中風面目腫れたるを主どる。
ビタミンB1の吸収を良くし、心身の疲労や保温に役立つ硫化アリルが豊富。
薬味などにはたっぷり入れましょう。保存は根を切ってポリ袋にいれて野菜室で。
小松菜(こまつな)
冬の代表的な緑黄色野菜。カルシウムはほうれん草の5倍以上、鉄も熱に強く、ほうれんそうより多く取れます。あくが少ないのもとても体にやさしくて良いです。ビタミン、ミネラルの吸収力も優れています。特にβカロチン、ビタミンCが多く、体を温め、抵抗力をつける働きがあるので、風邪やインフルエンザの予防にお勧めです。
八朔(はっさく)
独特の酸味は疲労回復を助けるクエン酸で、ビタミンCなども多く含み、風邪の予防に効果的です。皮にはガンを抑制する働きのあるオーラプテンという成分が多く含まれています。皮は下茹でをして砂糖で煮るとマーマレードになり、オーラプテンも摂れます。大きい物の法が、果汁もたっぷりです。
公魚(わかさぎ)
鮭、マスの仲間で、カルシウムはいわしの10倍以上。カロリーが少なくあっさりとしており、頭から尻尾まで丸ごと食べれるので、カルシウムがたっぷり取れます。


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