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2006.06.20
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 サラダ油はサラダのドレッシングに使われることから、そう呼ばれています。しかし、天ぷら油とそれほど違いはありません。

 サラダ油と天ぷら油の原料は同じで、一般的には、ゴマ、大豆、ヒマワリの種、トウモロコシ、オリーブ、米ぬかなどから採られる植物油です。その後、精製して不純物を取り除かれたものが、サラダ油と天ぷら油となります。

 では、どこに違いがあるのかというと、その油の精製の度合いにあります。サラダ油は、そのまま飲める(?)ように天ぷら油より高純度に精製されています。特に、サラダ油は低温で食べることが多いので、低温で固まる固形脂まで除去されます。

 また油は空気中の酸素に触れると酸化し、品質が低下します。サラダ油は精製度が高いので、他の油よりもはるかに酸化しにくいのです。

 ちなみに、固まるアブラを「脂」、固まらないアブラを「油」と表現します。一般的に、動物性の物は脂で、植物性の物は油です。この固まる脂と液状の油の違いは、分子の二重結合に由来します。二重結合がある物を不飽和脂肪酸(その分子には、二重結合に、まだ水素がつくことができるので、不飽和状態にある)といい、無い物を飽和脂肪酸といいます。

 飽和脂肪酸は直線分子であるので、まとまって固体になりやすいのに対して、二重結合があると、分子がその部分で屈曲するので、不飽和脂肪酸は、まとまりにくく、液体となるわけです。

 また、例えば、魚類や極地方のアザラシ、クマなど、寒いところにいる動物の脂肪には、脂ではなく、油が多く含まれます。つまり、温度が低いと、脂では固まってしまい、生存に支障をきたすというわけです。





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Last updated  2006.07.20 11:01:24
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