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2012.12.14
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カテゴリ: 夕張
 夕張の炭鉱が全て廃坑になった一番の理由は、石炭が売れなくなったことである。採掘が危険なほど鉱脈が深くなり、事故が多発したことも大きな要因ではあったが、とにかく火力発電に国内産の石炭がつかわれなくなったことが衰退の原因だった。住んでいた頃はもちろんわかるはずもなかったが、今になってみると、いろんなことが分かってくる。落ち込みは昭和30年代後半に始まり、昭和と共に終わりを迎えた。この30年以上の下り坂で、石炭産業からの転換に失敗し、新たな産業を起こすこともかなわなかった。国も多少の責任を感じたのか、いくらかは市の再生に手を貸した節はあったが、それだけで成り立っていた基幹産業が無くなれば、もはや再生の可能性は無かった。
 敦賀などの原発のある自治体は、夕張のツテを踏んではならない。燃料の一時保管や再処理研究所ととして生き延びるとか、新たなエネルギー施設を誘致するとかの方策を練らねばならない。夕張が炭鉱にしがみつくしかなかったように、原発にしがみつくようでは明日は見えてこない。だいたい、万が一、活断層の疑いのある場所に建っている原発で事故が起きたとしたら、福島の二の舞であり、国際的にも非難を浴びることは間違いない。再稼働とか脱だとか卒とか言葉だけを叫んでいないで、大きなエネルギー改革を考えられるような政党に、明後日は投票したいものだが。





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最終更新日  2012.12.15 00:37:15
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