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獣医の資格があるので、競馬関係に勤務している友人もいる。競馬場には、地方も中央にも、複数の獣医が居る。競馬場の獣医は、ほとんどが世襲制のようなもので、「はい、私がやります」みたいなことは、まず、ない。だから、競馬場の獣医には、なかなか、なりたくてもなれないのが実際で、私らが若いころには、羨望の職場だった。数少ない競馬場勤務の同級生の話では、ここのところ地方枻場は、ジリ貧で、このままでは赤字で、なくなってしまう心配があった。ところが、コロナ禍以後、観客はいないのに、どんどん馬券が売れていて、持ち直しているという。競馬場自体が無くなりそうなので、引退もしょうがないと思っていた同級生も、定年延長で忙しいという。地方競馬というのがコロナ禍にフィットしたということなのだろうが、どこで何が浮き沈みするか、なかなかわからない。それにつけても、どうも、この国のエライ方々には、敗戦以来の国難なのだという自覚がないように思えてしょうがない。