烏 森 神 社

2005年12月09日
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カテゴリ: 神道豆知識
今日は、神社においての拝礼の作法についてお話いたします。
これからの時期、初詣など神社にご参拝される機会も多いことと思います。
ご参考にして頂ければと思います。

賽銭箱の前で手を合わせる参拝を「社頭参拝」と言います。この時の作法を(ご存知の方も多いと思いますが)ご説明致します。この作法は神社参拝の基本となります。

神社での拝礼は 二拝二拍手一拝 が基本』 となっています。

1、「二拝」
神前で姿勢をきちんとして、拝(腰を90度に折った姿勢)を2回行う。

2、「二拍手」


3、「一拝」
最後にもう1回拝をします。
祈願はここで、少し頭を下げて行います。手を合わせたまま、祈願は行いません。

この作法の前後に「揖<ゆう>」(腰を45度に折った姿勢)を1回ずつ行います。

上記は一般的な拝礼のお作法です。

神社によっては特殊な礼拝作法を行っているところもあります。
例えば・・・
伊勢神宮では、起拝を四度繰り返す「八度拝(はちどはい)」・「八開手」と呼ばれる拝礼作法を行っています。
出雲大社では、「四拍手(しはくしゅ)」という拝礼作法を行っています。 いずれも、古来からの伝統的拝礼作法です。

神様の前に額づいて拝礼する作法は、丁寧な上にも丁寧であることが大事なことです。二拝二拍手一拝はその丁寧さを最も端的に表した作法です。
「拝」は敬礼の最も重き作法です。

お参りの作法は丁寧に気持ちを込めて行って下さい。





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最終更新日  2005年12月09日 23時16分08秒
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