烏 森 神 社

2006年05月17日
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カテゴリ: 神道豆知識
今日は鳥居の起源について少しお話致します。

鳥居の起源については諸説あり、確かなことは分かっていません。

1:天照大御神<あまてらすおおみかみ>を天岩戸から引きずり出すために鳴かせた「常世の長鳴鳥」<とこよのながなきどり>(鶏)に因み、神前に鶏の止まり木を置いたことが起源であるとする説。

2:インドの寺院のトラーナや中国の華表など海外に起源を求める説などがあります。

~インドのトラーナ~
古代インドには仏塔を囲む垣があり、その垣の門のことを「トラーナ」と呼んでいました。この「トラーナ」が形や音が鳥居に似ていることからきたと言う説があります。

~中国の華表~
華表<かひょう>というのは、王城や陵墓の前に建てる門のことです。日本ではこの華表に「トリイ」という訓をつけて神社の鳥居に解釈していたと言う説があります。

いずれにせよ、8世紀ごろに現在の形が確立しています。


鶏の止まり木を意味する「鶏居」を語源とする説、「とおりいる(通り入る)」が転じたとする説などがあります。

地図記号にも神社の存在は「鳥居」で示されているように、鳥居は神社の象徴となっており、一般には神社の参道の入口に建つ、一種の門と考えて頂ければよいと思います。

当社の鳥居は、社殿に似せた、他にはない形の鳥居です。

神社縦
社殿
鳥居:正月準備中
鳥居

千本鳥居
京都 伏見稲荷大社の千本鳥居

今日は鳥居の起源だけについての話でした。






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最終更新日  2006年05月17日 18時56分50秒
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