烏 森 神 社

2006年06月06日
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芒種<ぼうしゅ>は二十四節気の1つです。

また、今日から夏至までの期間のことも「芒種」と言います。

太陽黄経が75度のときで、芒(のぎ : イネ科植物の花や種子の殻にあるトゲのような突起、堅い毛)を持った植物の種をまく頃のこと。
つまり、田植えの季節という意味のようです。
また、麦の取り入れの時ともされております。
五月節。暦便覧には「芒<のぎ>ある穀類、稼種する時なり」と記されています。
他の農作物では「トウモロコシ」や「キビ」なども「芒<のぎ>」のある穀物です。

旧暦のこよみには「斗が巳を指すと芒種となり、この時は芒<ススキ>のある穀類を栽培することができ、この時を過ぎるともう間に合わず、そのため芒種と呼ばれる」という記載があります。

農事の諺の「芒種は植付けが忙しい」という言い方はこの道理を表しているのです。

西日本では梅雨入りの頃となります。
また、蟷螂<かまきり>や蛍が現れ始め、梅の実が黄ばみ始める時期です。

境内の紫陽花も色を付け始めました。





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最終更新日  2006年06月06日 09時40分10秒
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