烏 森 神 社

2007年01月02日
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睦月<むつき>

お正月の「正しい月」は中国から伝わった言葉で、その年の新しい神様をお迎えし五穀豊穣と家内安全を祈ります。
年神を迎え、新しい年の命の誕生を祝うのです。
「睦月<むつき>」の語源は・・・
お正月は身分の上下なく、老若男女、お互いに行き来して新年の挨拶をし、また親族一同集まって宴会をし、お互いに「睦ぶ(仲良く親しみあう)月」からという説が有力です。
ほかに「元(もと)つ月」が略されて「むつき」にと言う説、草木の萌きざす「萌(もゆ)月」もあります。
旧正月は立春の頃と重なり、まさに初春・新春でした。

◆睦月の異称◆


◆旬の味◆
魚介類:平目、鱈<タラ>、フグ、アンコウ、鰯<イワシ>、鯉<コイ>、エビ、白魚、ムツ、カジキ、ワカサギ、カキ、カニ、蜆<しじみ>、ホタテ、鰤<ブリ>
野菜・果物:白菜、京菜、小松菜、たいさい、三つ葉、大根、ネギ、春菊、カリフラワー、ブロッコリー、生椎茸、みかん、金柑、春の七草(せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ)

○初詣○
大晦日から元旦の朝にかけてその土地の氏神(産土神)様に詣でていたものが、後に恵方参りといって、その年の最も良い方角(今年は北北西)にある神社に詣でるようになり、今では好きな神社に詣でるのが一般的になりました。
元日に限らず松の内に年が明けてからはじめて参詣することをいう場合もあります。
初詣は1月7日までにお詣りするのが一般的です。

○正月○
「正月」の由来
正月とは一年の一番初めの月のことをいいますが、一般には年初の諸行事のことをさします。
1月を正月と呼ぶのは「正」が年の初め、年の改まる意味であることに由来します。

古くは正月は盂蘭盆と対応するもので、半年ごとに祖霊を祀る大きな年中行事とされていました。正月に迎える年神は大きく分けて二つの性格をあわせ持っています。
1つは豊作をもたらすの田の神の性格、もう1つは各家の祖先の霊―祖霊的性格です。
お正月は何日まででしょう。
現在では三日、七日までが一般的なようですが、地域によっては二十日正月といって二十日までとするところもあります。

○初夢○

今日では、一般的に元日の夜から1月2日の明け方にかけてに見る夢を初夢と呼ぶのが通例となっている様です。
昔の人は今日よりも夢見を気にし、良い夢を見ようと七福神や宝物をのせた宝船の絵を枕の下に敷いて寝るならわしがありました。  

1月の神社の行事
1月12日(金) 「新春世話人初参拝」
 神社の世話人(氏子崇敬者)の方が社殿内で初参拝を行います。
神社の新年会のことです。







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最終更新日  2007年01月02日 22時50分34秒
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