佐渡旅行 2001・夏

佐渡旅行  2001.7.27~29 

(2003/2/14 更新)

※登場人物  かるび=一家のあるじ
       くっぱ=かるびの相方
       さんちゅ=長男(小学2年生)
       なむる=長女(2才児)



計画と準備)


佐渡におじさんが住んでいるので、一度は行ってみたいものだ、と常々思っていた。
だが、いきなり「1週間後くらいにそっちに行きたい。」と電話するのは、あまりにも非常識だったろう。
しかし、おじさんは到着日の宿泊と、翌日の宿の手配を快諾してくれた。 曰く、「もっと時間があれば、値段も料理もお勧めの宿を紹介してあげられたんだけどねえ…。」
…いいえ、私らが非常識すぎるんである。お気遣いいただき、恐縮至極、感無量(涙)。

ともかく、おじさんのおかげで宿は何とかなった。
あとは、現地までの足であるが、これにはインターネットが大いに役立ってくれた。
佐渡汽船の公式サイトで残席状況をチェックしてから電話すればOKなのだ。
(欲を言えば予約~支払いまでネットで出来ると、もっと完璧。今後に期待。)
あとは運賃を振り込み、連絡先を明記したメモを郵送すれば折り返しチケットが送られてくる…のだが、何しろ今回は時間に余裕がなく、チケット到着は出発日の前々日だった…(冷汗)。

教訓:計画はお早めに。



さあ、出発)


休暇をフルに楽しむため、自宅を午前2時に出発。
まるで「夜逃げ」状態で関越道をひた走り、終点の新潟中央に着いたのは午前5時過ぎ。
朝食は佐渡に着いてからちゃんと食べようと、子供用の「つなぎ」にサンドイッチやおにぎりなどを少し買ってから、いざ乗船!
…ところが乗船口手前で分岐を間違えて、危うく小樽行き方面のターミナルに行きそうになる。
確かに北海道にも行きたいことは行きたいが、それはまた別の機会に、ということで急いでUターンし、乗船手続きを済ませると、程なく乗船時間になった。
あと少し遅れてたら、アウトだったろう。ふう、危機一髪。

教訓:計画は余裕を持ってたてるべし。



天気快晴、波も穏やか…だが)


船は早朝便(6時発)ということもあり、かなり空いていた。
実は、子連れで自由席の場所取りは大変だろう、と1等船室(指定席)を予約してあったのだが、そんな太っ腹な客は我々だけだったらしく、結局船室丸ごと貸し切り状態だった。2等船室を覗いてみると結構空いていたので、何だか損したような気もしたが、テレビは気兼ねなく見放題だったし、子供が駆け回っても気にならなかったので、結果オーライか。 (ちなみに、空席があれば乗船後に追加料金を払ってチケットをアップグレードすることも出来るとのこと。…早く言ってくれっつーの。)
そうこうするうち、8:20AM、佐渡のメイン玄関「両津港」に到着。
早速新鮮な魚の定食でも食べよう、と辺りを見回したが…何もない。お土産屋すら開いてない。
漁港だから、早朝営業の店があると思ってたのに!さあ困った。
と、そこに親戚のおじさん登場。わざわざ迎えに来てくれたとのこと。
我が親戚ながら、なんていい人なんだ(涙)。
なのでお店の有無を確認すると、やはり「この時間では、開いてる店は無い」との返事。おーまいが。
しかし!改めて辺りを見回してみると「8:30より朝食営業中!」の捨て看板を発見。なんでも、港から車で5分ほどの「道の駅」で朝定食が食べられるらしい。仕方がないのでそこへ向かうことに。
…っていうか、そこしかないし(苦)。

「道の駅」に到着すると、フェリーの中で見かけた人が大勢いた。胸にバッヂを付けているので多分ツアー客なのだろうが、彼らは朝食を食べに来たわけではないらしい。ここには展示物などもあるので、単に観光順路なのだろう。朝っぱらからソフトクリームをぱくつく人も多数。ちょっと美味しそう…。

さて、問題の朝定食はというと、メニューは選択の余地なく、980円のセットメニューのみ。
まあ、一応イカそうめんや煮魚などもあり、ぱっと見は豪勢なようだが、セルフサービスだということも考慮すると、個人的にはちょっと不満の残る内容だった。味付け海苔なんか、べたべたに湿気てたし(怒)。
今後に期待…できると良いけどねぇ。

教訓:名物(?)に美味いもの無し。



生きた天然記念物)


9:40AM頃、新穂(にいぼ)村・トキの森公園に到着。
道中見かけた車はそれほど多くなかったのに、駐車場には既に結構車が停まっている。
ふーむ…観光は一極集中なのだな。

ここで、先ほどのツアー客達と再び出会う。…まさか、この先ずっと一緒か?と、微かな不安がよぎる。

トキの森、入場料は大人200円、子供100円。まるで文化祭みたいに入り口に机をだして集金していたのは多分、繁忙期だからだろう(笑)。

まずは「トキ3世誕生おめでとう!」みたいなことが書かれた寄せ書きや写真などが展示された、あまり広くない資料室へ。だが、まだ朝の9時半だというのに既に室内は人でいっぱい!
なので、ざっと見るにとどめて資料室を出、トキが飼育されているケージへ向かう。

ケージには、やや離れたところに柵があり、観光客はその外側から双眼鏡で観察するのだが、なむるを抱いて双眼鏡を覗かせていると、程なく例のツアー客達がわらわらとやってきて、わらわらと双眼鏡を覗き、わらわらと去っていった。
ははぁ、時間が決まっているので忙しいんだな。…とすると、恐らく次の行き先は金山?
へへへん、ワシらはこれからのんびり海水浴だぜ、と、少し安心しつつも、何故か無意味な優越感に浸るのであった。

ところで、このトキの森公園、駐車場の近くにおみやげ物などを売ってる出店があって、一回500円の「福引き」(透明なチューブ内で三角クジが舞い踊る、お祭りなどでよく見かけるアレ。)があったのだが、その景品というのが何と「トキちゃんぬいぐるみ」大・中・小!
…そりゃ、確かに「佐渡限定」の「レアアイテム」かも知れないけど…はっきり言って要らないっちゅーの。
でも、子供はクジを引きたがるんだ、これが。あきらめさせるのに苦労したよ。

教訓:レアアイテムに惑わされるなってば。



海水浴へ)


11時頃おじさん宅に到着し、荷物を置かせてもらったり浮き輪を膨らませたりしてからいよいよ海水浴場へGO!
おじさんの先導で近道(農道)を行ったのだが、これがどう見てもこれから海へ向かうとは思えない山道。
しかし、15分も走るとしっかり海が見えて来るからスゴイ。

案内してもらったのは「カルトピア・ビーチ」という海水浴場。
…お盆前で、こんなにいい天気なのに、ものすごく空いている。さすが、おじさんお勧めの穴場だけのことはある。
1kmほどの海岸に、お客は我々を含めて3組ほどしかおらず、ほぼ貸し切り状態。
でも、水は澄んでいるし波も穏やか。すぐ足もとに時折魚の姿も見えるし、何とも贅沢な気分。

ところで、なむるは本格的に海水浴するのは初めて。
しかし浮き輪に入れて波間に浮かべたところ、ぷかぷか漂うのが楽しいらしく、油断していると「一人で」とっとこ海へと向かって行きたがるので、目が離せない。
さんちゅは既に学校のプールとサッカーの練習で日焼けしているところへ更に日焼けして、チョコレート色になってしまった。
そして一応海辺のお約束(?)なので、かるびを砂に埋めてみたり。もちろん、出っ腹とボインは必需品(笑)。

そんなこんなで3時頃までたっぷりと海を満喫して、上がることにする。
着替え時に100円で温水シャワーを使えるのがうれしい。もちろんガラ空き、貸し切り状態で、チビ連れには非常にありがたい。
ちなみに、シャワールームの近くにはテントを張るためのスペースがあって、キャンプすることもできるそうなのだが、かなり暑そう(汗)。個人的には遠慮したいと思った。

車に乗せたとたん、なむるは爆睡モードに突入(そして結局、翌朝まで寝ていた)。さんちゅ&かるび&くっぱは、おじさん宅で再度シャワー。洗濯機もお借りして、さっぱりすっきり、いい気分。
ところが夕食を前に、さんちゅも爆睡モードに突入してしまい、結局、海の幸満載の豪華な夕食は、かるびとくっぱで満喫したのでした。ごちそうさま(幸)。

教訓?:海は広いな大きいな(^^;)



磯遊び)


6:15、地域の有線放送で目覚める。今日もいい天気!
夕飯抜きだった子供達は、鬼のような勢いで朝食を平らげた。まあ、無理もなかろう。

9:30頃出発。昨日と同じ近道を通って、今日は海水浴場とは反対方向へ車を走らせ、磯へと向かう。

岩場に到着するなり、かるびとさんちゅは早速持参のペットボトル製「わな」を岩陰にセットし、覗きメガネを持って更に深いところへ行ってしまった。
おチビのなむるはくっぱと一緒に波打ち際で遊びながら待つことにするが、そうしていても足下を、スマートな魚や透き通った小エビたちが通り抜けていく。余りにも無防備なので、手づかみできるかも、とトライしてみたが、さすがに運動神経ゼロのくっぱにつかまる間抜けな魚はいなかった(苦)。

結局、ペットボトルの「わな」にも大した獲物は入らなかったので、2時間ほどで磯遊びを終え、昼食をとるためおじさんの案内で羽茂(はもち)の町へ。
そして、観光客ならまず素通りしそうな定食屋に入ると、テーブルには焼肉用のロースターがはめ込まれていた。
こ、これは…!
焼き肉好きのかるびくっぱファミリーのこと、全員が迷わずカルビ定食980円也をオーダーしたのは言うまでもない。
しかし、昨日の朝定食と同じ値段で品数はずっと少ない(カルビ肉6枚、ワカメスープ、サラダ、御飯、漬け物)のに、こっちの方が充実度高いように感じるのは何故だろう?我が家が全員焼肉好きだから、というだけではないような気がするんだけど…。

昼食後、今晩お世話になる宿へ移動。こぢんまりとした民宿の前には漁船が数隻止まっていて、堤防には釣り人の姿も見える。
かるびとさんちゅは俄然張り切って、宿のご主人に海釣り用の仕掛けを分けてもらうと、持参の竿(ルアー釣り用)を持って出かけてしまった。
暑さ当たりのせいかちょっと頭痛ぎみのくっぱは、なむると部屋で留守番。

しかし数時間後、部屋に戻ってきたかるびとさんちゅは浮かぬ顔。全然釣れなかったらしい。なので今度はくっぱとなむるも一緒に出かけてみる。
水中にはたくさん魚影が見えるし、餌をつついたりはするのだがどうにも釣れない。やはり、そこらにいる貝をつぶして付けただけではダメなのか(爆)。
だが、さらに一時間くらい糸を垂れるうち、一番魚が釣れるという、いわゆる「夕(ゆう)まづめ」という時間帯に突入したせいか、どうにかさんちゅが小さな魚を2匹釣り上げた。

魚も釣れたし、程良くお腹も空いてきたので、魚を海へ帰してから宿に帰って夕食をとることに。
食卓に並べられていたのは、煮魚やサザエ刺身など、海の宿らしい料理の数々だった。
しかし、食いしん坊のかるびくっぱファミリーとしては、ちょっと料理に不満が残るこのお宿…だって、御飯とおつゆ以外、みんな冷めてたんだもん(涙)。もし次に佐渡へ来る時は、早めにおじさんに頼んで「おすすめの宿」をリザーブしてもらおう、とこっそり心に誓うくっぱであった。

教訓:釣り…それは魚との孤独な闘い(なんちゃって)



太公望?)


翌朝。普段の休日なら、昼近くまでまず起きてこないかるびが、何と5時過ぎに起き出して一人で海へ!昨日はさんちゅの世話ばかりで自分の釣りが出来なかったので、リベンジとのこと。
一度目覚めてしまったくっぱは暑さのあまりに眠れず、見るとは無しにテレビなどつけて眺めていると、一時間ほどでかるびが戻ってきた。
釣果を尋ねると、昨日のさんちゅ程度の獲物を5~6匹釣り上げたらしい。でも、昨日少し離れた堤防で釣ってた人は、美味そうな鰯をぼんぼん釣りあげてた気がしたんだけど…。これって道具のせい?それとも…??

そうこうしているうちに、蒸し暑さもあって続々と皆が目覚め、結局6:30には全員起床したので、7:00に朝ご飯へ。
昨日の夕飯からしても、あまり期待は出来ないだろうな…と思いつつ食堂へ向かう。…まあ、基本的な民宿の朝ご飯、といったところか。相変わらず魚が冷めてたけど。

教訓:「食」は旅行の基本です(涙)。



千石船!)


楽しかった旅行もいよいよ最終日。今日はいよいよ帰宅の途、ということで、9時前には会計を済ませて宿を出発。普段朝寝坊の我が家にしては上出来(笑)。

昨日のうちに、帰りの便を両津港発から、宿に近い小木港発のものに変更しておいたので、港への道をのんびりドライブしながら、かつて千石船でにぎわったという「宿根木」に立ち寄ることに。
すると、ちょうど数年に1度の大祭の年に当たるとかで、普段は記念館内にしまい込まれて展示されている千石船が外に出され、真っ白な帆が張られているところに遭遇した。わーお、ラッキー!

でも、せっかく帆まで張ったんだったら海に浮かべりゃいいのに、と思っていたら、そうするためには海までの運搬費やら使用前後のメンテナンスやらで、膨大な資金が必要なのらしい。…なるほど。
船の周りには、地元の人が朝どり野菜やらかき氷やらを売っているテントが並んで、すっかりお祭りモード。
そんな中、朝10:00前だというのに、既にかなりご機嫌な塩梅のおじさんがいるテントがあり、彼の前にはお菓子の空き箱に入れて簡単にビニール紐でつないであるミヤマクワガタがおかれていた。
7~8センチは有ろうかというなかなか立派なヤツで、尋ねてみたら売り物だということだった。
正直、あまり虫関係が得意でないくっぱはそれ以上深く追求しなかったけれど、果たしておいくらだったのだろうか?聞いときゃ良かった。

教訓:むしまるQ!(何じゃそりゃ)



宿根木)


宿根木の町は景観保護区域ということで、昔ながらの町並みをそのまま保存してある。
それほど人口の多くないこの島の中で、この区域だけはまるで東京の下町のようにぎっしりと家が建て込んでいて、そのあまり敷地が三角の家やら扇形の家なんかもあったりする。
そんなこの町でも、選挙の投票は行われていた。(ちょうど参議院選の投票日だったのだ。ちなみにかるびとくっぱはあらかじめ不在者投票をした。)
投票所は、昔ながらの木造家屋をそのまま保存した観光案内所。そこに住む人にとっては日常なのだろうが、こんな趣のある場所で投票できるなんて、くっぱは少し羨ましい気がしたのだった。

教訓:何処にも、人の暮らしあり。



やっぱりこれでしょ!たらい船)


佐渡といえば、金山やトキと並んで有名なのが「たらい船」。
ということで、家族揃って挑戦したんだが、これが見た目よりかなり難しい。 おチビのなむるを除く全員が漕ぎ手にチャレンジしたものの、たらいは虚しくその場で回転するばかり…。
しかし、漕ぎ手のオバサンは、事も無げにクイクイと櫂をあやつり、楽々と船を進めていくのである。 いかにもパートっって感じなのに、その技術力侮りがたし。改めて感服した次第である。
ただ、船を漕ぐ技術と同じ程度に、お化粧の技術ももう少し向上した方がいいんじゃないかな、と思ったのだけどね(汗)。>オバサン

教訓:基本はナチュラルメイク by JJ(ウソ)



またも食いっぱぐれか??)


午後1時発の船に乗るため、11時半に港に到着。
昼食を食べてちょうどいい時間、と計算しての事だったのだが、これがまた大誤算!行く店行く店、既に予約でいっぱいだとかで、結局、ランチ難民になってしまった。
到着時にも食事にたたられたが、まさか帰りまでとは…。佐渡ヶ島、侮り難し!

しかし、珍しく早起きしてアクティブに活動しているので、空腹感は既にマックスに近い。子供達の機嫌も、ジェットコースター並に急降下中である。
途方に暮れつつ彷徨ううち、しかしどうにか一軒の中華料理屋を発見し、そこへ潜り込むことに成功。ようやく一息ついたのだったが、旅の締めくくりがごく普通のラーメン、というのは、ちょっぴりトホホな気分であった。…まあ、美味しかったけど。

教訓:佐渡の食事は、クリスマスディナーと心得るべし(涙)。



原因不明の大渋滞?!)


定刻通りに出港した小木港発直江津行きのフェリ-は、日曜ということもあり、さすがに混んでいた。今回は往路の教訓もあって2等を選択していたため、場所取りに若干手間取ったものの、どうにか居場所をゲットし、2時間ほどの船旅を満喫。あとは家路を急ぐのみ。

さて無事に下船した後、我々は一つの選択を迫られることとなった。
それは関越道経由で帰るか、上信越道経由にするか、ということである。
地図で見る限り、どちらを選んでも大差はなさそうだ。それならば折角だから、行きとは違う道にしてみよう、ということで上信越道経由をチョイス。

さほど車の量も多くなく順調な滑り出しで、これは結構早く帰宅できるぞ、と喜んだのもつかの間、更埴付近のトンネル手前で突如車が滞り出した。
まあ、トンネル近くでは良くあることだから、とタカをくくっていると、ついに車は完全にストップしてしまった!何たること!
しかし、せめて交通情報を聞こうとラジオを点けても小うるさいバラエティ番組が流れるばかりだし、携帯電話での情報収集もままならず、だんだん車内のイライラボルテージが上がってきたところで、ついにさんちゅの「…トイレ行きたい…。」発言が炸裂!
周りを見ると、同様に臨界点に達したとおぼしき人々がポツポツと車外へ出ている。仕方なく、かるびがさんちゅを連れて車外へ。…なむるがまだオムツ少女で良かった、と、心の底から安堵したくっぱだった。

結局、その場に40分位立ち往生させられたのだったが、ゆるゆるとトンネルを抜けるとその先は、さっきの渋滞は何だったんだ?!といわんばかりのスムーズな流れ。一体、何が原因の渋滞だったかも分からないまま、理不尽な思いで家路を急ぐものの、渋滞のメッカである藤岡JCT付近で再び渋滞にはまり、結局直江津から6時間以上も掛かって帰宅する羽目になったのだった…。はうぅ(涙)。

教訓:渋滞は、忘れた頃にやってくる(苦)。



教訓と反省)


佐渡はとっても楽しかった。
海はとてもきれいだったし、おじさんの心遣いもありがたかった。
でも何しろ準備期間が短すぎたのが最大の失敗だったというのが、率直な感想なんである。

通常の場合、旅行の計画が持ち上がると、くっぱが下調べの鬼となってインターネットや各種ガイドブックで情報を集めまくり、必要に応じてスクラップまで作って気分を盛り上げていくのであるが、今回は旅行を思い立ってから実行までの期間はわずか10日余しかなく、その間、フェリーの手配やおじさんへの連絡などで手一杯で、現地情報を集める時間がほとんどなかったのだ。そのため、旅の楽しみの大きな要素である「食事」の満足度が若干(いや、かなり)低くなってしまったのが、食いしん坊一家としては非常に大きな心残りなのである。

また、往復の道順の調べが甘かったために、帰路の渋滞のようなアクシデントに巻き込まれてしまったのかも知れない。まあ、結果論ではあるのだが。(あとで考えてみたら、関越道の方が車線が多くて楽だったのではないと思われ…(自爆)。)
そんな訳で、いつになるかは分からないけど、絶対また行きたいと思う。
美しい佐渡の海と、美味しい海の幸に、もう一度出会うために。

教訓:佐渡旅/必須アイテムはこれだ!
 1.綿密な情報チェック 2.完璧な予約 3.使い慣れた釣り用具と知識



   (完)


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