1
10月3日の飛行機で、中部国際空港を出発して、アメリカに到着したのが、またまた、10月3日。日付変更線を通過するからだ。 自宅に着くと、ドクターからのお手紙が待っていた。アメリカ出発の数日前に、コレステロールの血液検査に行ったので、その結果だ。 一瞬、ドキドキ。 日本女性の半分以上は、お年になるとコレステロールが高くなるといわれているが、私も、その一人。ここ数年、コレステロールが高くて困っていた。 まず、美味しいものが食べれなくなった。天ぷらとか、とんかつとか、好きなんだけど、我慢の毎日。 最初の頃は、コレステロール値268で、「このくらいなら、いいや」と思っていたのだけど、遂に284に。 「これは、いかん」と思って、ダイエット。油もの、肉類をやめて、うさぎちゃん生活に突入。ウサギちゃん生活を半年、続けると、264に下がったので、「嬉しい」と思って油断したのが悪かった。あっという間に、また、286に戻った。 「これでは、イカン」と、スポーツジムに通って、週に3回は水泳。これで少し下がったが、それほど効果なし。 「もう、いいよ。いつ死んでもいいよ。心臓病で死ぬと楽だから」と、一時、自暴自棄。 ところが、ところが、今年の4月の健康診断で遂に、コレステロール値、308になってしまった。これでは、血液、ドロドロ。脳梗塞および心筋梗塞予備軍となってしまった。 母からは、「死なれると困る」と言われた。なにしろ、裁判を5件、抱えている身だから。私が死ぬと、被告達が喜ぶ。姉と母は、昔のお嬢様なので、事務処理能力がない。私は、アメリカの大学院(ジャーナリズム学部)で、毎日、毎日、ペーパーを書いていたのと、新聞社で働いていたので、とにかく、書類が書ける。 「被告を喜ばせてなるものか」との固い(?)決意で、コレステロールを下げる薬を飲み始めたのが、今年の8月。そして、9月に血液検査をして、日本に帰国。 ジャジャーン。結果は、206。こんなに簡単に薬で下げることができるのなら、無駄な(?)努力をせずに、早く、薬をもらえばよかった。トホホ・・・。
2005年10月03日
閲覧総数 8