2004.12.07
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



トーマはユーリに自分の人生を捧げた。
みずから死を選ぶことで、ユーリの人生を引き受けた。

救いが必要な人間を間近に見たら、
人はどうするのが正しいのだろう。

他人を救うために、どうしても自分が死ななければならないと分かったら、
どうするだろう。

しかし、猫を救うために自分が死んでしまったら、
それは猫のためにならないのは明らかである。
このテーゼは、人間が対象になったときにだけしか当てはまらない。


わたしの死を受け入れることができるなら、きっと自力で立ち上がれるはずだ。
それだけの信頼が
トーマとユーリの間にはあったということだ。

ユーリは生き続ける。
永遠に、トーマの分も生きていく。


「トーマの心臓」萩尾望都
(1974年)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.01.30 05:46:53


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

akinoyozora @ 知人からのメール 旅だった猫が一番心配しているのが愛して…
akinoyozora @ Re[1]:存在が自由であるために(02/26) gonnさんへ そんなことがありましたか。…
gonn@ Re:存在が自由であるために(02/26) 昔 生半可な青二才の頃。演劇で、形にこ…
akinoyozora @ 経過 モト: 土曜に帰宅してからその後は元気…
akinoyozora @ FIPについて FIP(猫伝染性腹膜炎)は難治性の病気です…

お気に入りブログ

☆☆☆ えめほしきゅっきゅさん
爆★ゲーム倉庫★発 ルドルフ0742さん
遺伝子は、癒し系 まゆら将軍さん
★ハチロク魂★ こぐま2号さん
つらづら草 はふしさん

プロフィール

akinoyozora

akinoyozora


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: