2005.01.18
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坂道を下ると、
アンジュさんとオスちゃんを保護した駐車場がある。

モトも、ユキとシマも、もっと前にはフウチも
そのわきに続く植え込みにいた。

そこを通ると、
ああ、ここにアンジュさんやオスちゃんがいたのだと思い、
とても不思議な気持ちにおそわれる。


捕獲して避妊手術はしたが、保護できずにリリースした子もいる。
このごろ姿を見せない黒三毛さん。
完全に姿を消したチョロ。
凶暴キジ白オスちゃん。

保護できなかったのはこちらの勝手な都合。
彼らに難点があるわけではない。

避妊手術だけして、また外に戻すのは、
とても申し訳ないことだ。

ほかにどうしようもないこととはいえ、
我ながら勝手だと思う。

こうして見失ってしまうなら、手術などして
彼らにダメージを与えなくてもよかったのではないかと思ってしまう。

今も生きていればその手術は彼らのためにもなったかもしれないが。
すくなくとも、女の子の不妊手術は。



里親さんに猫をお渡ししたあとは、なぜか左手の薬指と中指が
麻痺したようになって力が入らない。

喪失感の神経がここを通っているのだろうか。

それでもこの感覚にだいぶ慣れた。

ユキとシマを連れて行ったあとは
数日泣き暮らしていた。
彼らがいた場所へカメラを向けて次々シャッターを切ったりして。

いまは違う。
左手は麻痺しているけれど、その寂しさが彼らの幸せだと
理解できたから。

里子に行けた子は、ある意味で選ばれた子たちだ。
まずは里親募集ができるかどうか。
里親さんからお申し込みがくるかどうか。

今も家にいる子たちは人なれが完全でなく、
里子に行った子達より社会化が遅れている猫たちだ。

敷地の反対側の植え込みで暮らしていたナオちゃんとマーちゃんは、
猛獣みたいなママに育てられたから
連れてきた当初は大変だった。
今は、わたしが部屋に入るとすぐに甘えにきてくれる。


ナオとマーを保護してもうすぐ一年になる。
今年は彼らの出番が来ることを願わずにいられない。







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最終更新日  2005.01.19 08:47:51


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