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犯罪?と公開処刑のルーマニア
◆現地ツアーが終わったのは夕方。普通は一泊するだろうが、夜のバスに乗って12時間。一気にイスタンブールへ戻る。朝6時に着き、思いつきでルーマニアへ行くことに。14時に出るとのことで、13時までは市内の怪しいアクサライ地区をブラブラし、バスセンターに戻るが15時過ぎてもバスが来ない・・。まあ、途上国系ではよくあることだと構えていると、突然、バスセンターの職員が自家用車?でバスセンター外の高速道路へ連れていく。乗客は私だけ。これはヤバイか・・・と思いながらも、こうでなくっちゃとワクワク。想定外が想定内。職員は携帯で誰かと何度も話し・・・すると30分以上、高速路上で待って来たバスを合図で止め、運転手に何か話し、お札を渡して私に「乗れ!」と。
バスはルーマニア行きだったが、客は10人程度。全員がルーマニア人で、客室乗務員の女性が、いきなり私の顔を見て日本人と知り、バカにしたカンジ??で乗客に、なにやら大声で叫んで皆で笑っている!さらにバス内でタバコをスパスパ吸う。女乗務員が!釣られて他の客も吸い出した。なんじゃこれは!冷暖房ないボロボロの中南米やアフリカでも、バスの中では誰もタバコ吸わない。こりゃヤバイ。でも、こうでなくっちゃと楽しくなってきた。で、思ったね。さっきのバスセンター職員とこのバス運転手は【不正乗車】で稼いでる。共にサラリーマン。私はバスセンターで5000円払ったが、運転手に渡したのはたぶん3000円くらい。センター職員は2000円儲け、バス運転手は3000円を個人の懐に入れる。間違いない。私の買ったチケットを破り捨てたしね。証拠隠滅。さらに、トルコからブルガリア経由でルーマニアへ入る国境の手前、つまり、ブルガリアの免税店で、なぜか乗客だけでなく乗務員や運転手も全員がタバコを買いまくっている。なんか必死の形相で。シランプリしてると「おい!ジャパン!」と呼ばれ、お前もパスポートを出せ!買うのに協力してくれ!と。一人当たりの購入量制限があるのだ。ま、犯罪ではないだろうと手伝ったが、バスに戻るとタバコのカートンをバスの座席の下とか天井とに隠しまくる。???だが、国境では予想以上に乗客全員の荷物チェックをし、バス内もチェック。そのままルーマニアへ入ったが・・・アレは何だったのか。わからんが、タバコはルーマニアでは高い?この辺の国では想像以上にタバコをまだ吸う。免税店で安く買い、ルーマニアで高く転売して儲けるのだろう。
◆ルーマニアのブカレストまで10時間。着いたのはまたも早朝6時で、とりあえず鉄道駅まで行き、コーヒーだけ飲んでスグに歩き出す。時間が惜しい。ルーマニアは共産主義から1989年まで独裁チャウシェスクの暗黒時代があり、その後は毎年経済成長を続けてきたが、この1~2年はマイナス成長。だからかどうか、駅前の路上ど真ん中にホームレスが寝ている。気温は冬並で寒い。なぜこんな道路の真ん中に?よく見るとマンホールから湯気が出ていて・・暖かいのだ。こりゃスゴイ。生活の知恵か。ハングリーサバイバルに感心。右上の立派な建物は独裁時代のチャウシェスクが自宅代わりに建てた迎賓館。が、最後は民衆の反発暴動で追い込まれ、この屋上からヘリコプターで逃亡。が、ほどなく捕らわれ、 公開処刑された。その生動画
という、暗い、すさんだ、危ないスラムのルーマニアを期待したのだが、内紛戦争から20年が経ち、市内中心部は開発も進む。元共催主義だから、町並みも無機質なななカンジで・・私的には面白くない・・・。というにはあまりに浅はかな意見。だって、朝6時に着き夜19時までのわずか13時間しか街を歩いただけなのだから。
◆ルーマニアに着いた日の夜20時の列車に乗り、ブルガリアのソフィアへ移動。1日1国。なんとも素晴らしい弾丸移動。妻に話すと「あなたはバカねえ」。へっ。オレもそう思う。同じ10日間を1国でじっくり過ごすか、7ヶ国を弾丸移動するか。まあ、どっちにも意義がある。私の場合、どうもこの東欧や去年行った西欧は肌に合わない・・・なんとなく。ならば、行った証だけパスポートに残そうと、今回は数を稼ぐことに。たまに国境で「なんでこんなに世界各国に行ってるの?」と顔を見られる。そう驚く顔を見るのが、オレの生きがい・自己顕示欲の一つなのさ。人生は自己満足だ!
明日?のブログはブルガリア~マケドニア~そして外務省やガイド本にも「決して行かないこと」と書かれているコソボへ。
成功事例 ←今年も累計119本に感謝!