新しいことを知るのって楽しい!

新しいことを知るのって楽しい!

語彙編

【語彙】
英検1級は語彙が難しいので有名です。英検受験をだしに一気に語彙を固めれば相当身になるに違いないと、今回は一生懸命語彙勉強しました。

まず、 「毎日コツコツe単語」 に登録し、レベル1から少しずつやってみて自分の語彙レベルがどのあたりかのあたりをつけました。

これはアルクが分類している 「標準単語水準12000」 に基づき、各レベル1000単語ずつをクイズ形式で覚えちゃおうというサイトです。(月350円)

すると、レベル10まではほぼ7~8割分かるのに、レベル11になったとたん半分も分からないということが判明し、レベル11とレベル12の単語を集中的に覚えればいいということが分かりました。

そこで、毎日100から200問ずつ「毎日コツコツe単語」をやり、間違った単語が一覧で出るので、これをベースにエクセルファイルを作って、単語暗記ソフト 「Goritan」 で復習しました。

今回単語学習素材に「毎日コツコツe単語」を選んだのは、いろいろと単語学習用の素材(CD付きの日本語の本、含むpass単、プラス単熟語)を見たもののどれも結構知っている単語の割合が多く非効率的と思ったからです。SAT対策用などの洋書も考えましたが、数冊やらないと知らない単語を網羅できない上、数冊やるとダブりも結構あるのが非効率的と思われました。
アルクのレベル分けは非常に良くできていて、本当に知らない単語ばっかり集中的に覚えられるのでとても良かったです。
また、次に書きますが、自分で語源を調べたり、関連単語を調べたり、果ては英語のダジャレを考えたりと、それぞれの単語に一手間かけたからこそ、単語の理解度や定着率が高かったとも思います。

ところで、ここで早速e単語に登録して単語を覚えようと思った方、ちょっと待ってください。
ここには、特にボキャビルをしなくても、小説と新聞の多読、NHKラジオの視聴だけで8,000語から10,000語レベルの語彙力が付いているという重要な情報が含まれています。
しかも、5,000語レベルくらいまでの単語は絶対にボキャビルで増やすのじゃなく、多読、多聴で語感を含めて身につけるべきと思います。
もしまだ単語力がそのレベルでない場合は、日本語と英語の1対1のボキャビルは絶対にしないで、多読・多聴を含めて語感を育ててください。

(単語の覚え方)
単語を暗記する方式としてカードを作るというのもありますが、Goritanはそれをパソコン上で行っているようなもんでしょうか。エクセルファイルをアルファベット順にソートすれば単語のダブりが発生しないので大変便利でした。

なお、単語カードの裏側にあたるところの書き方は結構工夫しています。
私の単語の覚え方は次の通りです。

1.まず語源を調べる
幸い、私の電子辞書には語源が載っているConcise Oxford English Dictionaryとジーニアス英和大辞典が載っています。まずこちらで語源を調べます。
また、 「アルク:語源辞典」 を使って同じ語源の単語などもざっと見て、自分の知っているもの、一緒に覚えたいもの、派生語などもピックアップします。

同じ語源で既に自分の知っているものがあれば、この時点で新しい単語は覚えられます。

例:accede
権力の座につく<>recede引退する

ac- 'to' +cede 'give way, yield'=に向かっていく

cf:
concede (with+give way):(譲り合う)譲る、容認する
precede (before+give way):先行する、先に起こる
recede (behind+give way):引退する

2.英語のダジャレを考える
よく英検1級の勉強をしている人で単語を日本語のダジャレで覚えようとしている人がいますが、これは英検の語彙問題に役立つだけで、英語の速読やリスニングの時は反射的に意味が分からないので役に立ちません。そこで、Vocabulary Cartoonsで気に入った、英語のダジャレで覚える方式で覚えることにしました。
英語のダジャレの文章を考えるのも大変ですが、これで用法と一緒に意味も覚えられますので一石二鳥です。

例:adamant
極めて固い

a- (しない)+damant(壊す)=壊せないほど固い

(例文)Diamonds are adamant.

3.最後の手段として日本語のダジャレを考える
英語のダジャレも思いつかないし、語源も分からないし、似たような単語も知らない場合、本当に覚えられません。仕方がないので日本語のダジャレを考えて覚えます。しかし、これは実用にはほとんど役に立たないので、本当の最後の手段ですね。

これで、レベル11とレベル12で分からなかった単語620個(見出し語で)の単語を覚えました。
すると、どうでしょう、わずか620個と侮るなかれ、TIMEを読むのが格段に楽になるとともに、多読の本の理解度がぐぐぐっとアップ!
よく英検1級の単語は難しすぎるとか、あんな単語本当に使うのかと言われますが、英検対策にアルクの単語レベル12まで全部覚えれば本当にTIMEが割と楽に読めるようになるし、実際TIMEや多読本に覚えた単語がバシバシ出てきます。
#ちなみに私の場合運と勘もありますが1次では語彙問題25問中23問正解!


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: