『亡国のイージス』・福井晴敏さん

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

139626

ホーム | 日記 | プロフィール

2004/02/12

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100261)

カテゴリ：読了本

ふぅ～～やっと読了です＝☆
６５０ページの上下段は、ハードでした。。。
重いから通勤にも持ち歩けないし。
先日読んだ、福井さんの「終戦のローレライ」は潜水艦が舞台でしたが、今回は自衛隊のイージス艦。
何となく似てる感じです。海洋冒険ミステリーとでも言うのでしょうか？
それと、笹本稜平さんの「太平洋の薔薇」とも似てる気がします。
必ずアメリカがチラっと絡んできます。
この膨大な文章を要約したあらすじを書くのは難しいです。
でも、ちょっと書いてみます。

そしてイージス艦「いそがぜ」に乗り込み、東京湾に向けてその兵器を打ち込む・・・という。
政府との駆け引き・・・
何故、乗り込めたのかはネタバレになるので書きませんが。
ある自衛官の息子の防大生の文書からの発端です。
”・・・重要なのは、国民一人一人が自分で考え、行動し、その結果については責任を持つこと。それを「潔い」とする価値観を、社会全体に・・・・・・・”

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、イラク派遣の自衛隊問題も有りますし、アメリカ無しでは脅威の北朝鮮問題も有ります。
どうしようもない状態の日本。
どうする事も出来ませんし、どちらにも片寄れない私ですが、考える大切さを言いたかったのではと思いました。
個人の復讐、国際謀略、家族との関り、人との関り、キャリアとノンキャリアの上下関係と心理、日本の有り様・・・
でも、なかなか捨てたものじゃない日本人気質や国民性も出してて、ラストは良かったです。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう