うっかり熊公のガラクタ箱ブログ

2007.04.22
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カテゴリ: 事件
世界のあちこちで、凄惨な事件、過酷な日常、非情な事故、悲惨な災害が

絶え間なく続いているのを、実はほぼ安全なところから見ている・・・。

そういう情けない自覚があったりします。全く何もしていない訳ではありませんが

ほんとうに小さなことしかしていないので・・・。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/goukan/story/21mainichiF0422m054/

でも、こんなニュースはどうなんでしょうか。

タイトルだけ見た時には外国の事件かと思ってしまいました。

思えば独身の頃は移動が多い分、電車内でのトラブルに遭遇することも少なくありませんでした。

当事者かどうかはともかく痴漢がらみのトラブルは特に多かった気がします。

大阪独居時代、食品の試食のアルバイトをしていた頃



途中から乗って来た酔っ払い風のオッサンにしつこく馴れ馴れしく話しかけられたり

体を触られたりしていました。周りにはそれなりに乗客がいました。

男性の乗客で事態に気付いている人もいました。

でも、みんな見て見ぬふりでした。私もあまり目立つのは嫌だったのですが

その女性の困惑しきった表情を見たらいたたまれず

とうとう思い切って、オッサンの後ろから椅子をガンガン蹴って

オッサン! お姉さん嫌がっとるやんか怒ってる

と精一杯睨んでみました。オッサンはバツの悪そうな顔して

「ア,お姉ちゃん達かんにんな」と言って千円札何枚かをお姉さんの手に押し込むと

少し離れた席で狸?寝入りを決め込みました。

そのお姉さんは「ありがとうね。でも、こんなお金困るねんけど。しょんぼり」と



降車間際にオッサンの腕に放り込んできました。

改札でお姉さんと「気を付けてね」「ありがとうね」と言葉を交わして別れました。

こんなの別に自慢でも美談でもありません

私はもっと冷静に丁寧なもの言いで臨むべきでした。無謀な挑戦でしかありませんでした。

そのオッサンは確かにセクハラしてましたし、お姉さんはメッチャ嫌がっていましたが

私が声を出せたのは、そのオッチャンが



それに、あの後でお姉さんが仕返しされていなかったという確証もありません。

だから、屈強な男に凄まれて、動揺するのは当然だと思います。

まして、ナイフやら銃弾やらが狂人やらが盛んに出回るこの頃。

命の危険を感じずにはいられないでしょう。

でも、だからって、何もしていなかったのでしょうか。

できることは何もなかったのでしょうか。

他人だからそこまで行動する気にならなかったのでしょうか。

そんなこと言ったって私も子熊2匹連れて同じ場面に出くわしたら

何もできないかも知れません。

でも、何かできるかもしれない。通報ブザーを押すくらいは。

とにかく、迷惑防止条例違反の段階で何とかしたいものです。





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Last updated  2007.04.22 12:18:45
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