Kei-chan Presents ポートランドのすべて

#3 でじゃぶ

エピソード#3「でじゃぶ」



CEOお薦めの場所・・・。

そう、僕らにとってシアトルの本当の目的はそのお薦めを訪れ、どんなもんかを体験することなのかもしれない。


シアトルに行く1週間くらい前の話だが、俺は彼とこんな会話をしていた。

Kei-chan:「今度面接でシアトル行くことになったんですよ~。ピオちゃんもネェちゃんも一緒に行きたがってるから、旅行ついでに行ってこようと思ってます。」

CEO:「そいつはええ話やね。でもね、シアトルといったらこの場所に是非行くとええよ。アメリカの中で1~2位を争う場所やで。こいつあげるから行っとき。」

そして彼は僕に一枚のカードをくれた。




「Deja Vu」(デジャブ)


これがその高貴なカードについてる名前である。そして、このカードにはでかでかと「フリーパス」と書いてあるではないか・・・。さすがは僕らの夜の教授!!!シアトルでもVIP扱いとは・・・そして、そのフリーパスを何の躊躇もなく僕ら生徒達に譲ってくれる気前。恐れ入った。


そして今回、夜のダウンタウンシアトルに乗り込んだ僕ら3人は、そのカードを頼りに「Deja Vu」探求の小旅行を始めたのである。

Pike Place Market

↑さぁ、夜の街である!!

・・・と思ったらDeja Vuはパイクプレイスマーケット(シアトル一番の観光名所、ダウンタウンのど真ん中、↑の写真参照)の目の前!!!!すごい目立つネオンサイン!!!!

これ↓がDeja Vu!!!!

Deja Vu


Pyoちゃん「あああああ、デジャブだーーーーー!!」
Kei-chan「なんだこれ、すげー簡単だ!!」

入ってみると・・・なんとHustler(アメリカで有名なエロビジネス)のショップがついてる!!DVD,本はもちろんのことHustler Tシャツまで売ってやがる!!それにしても、アメリカのエロショップはあまり暗い感じ、陰険な感じ、オヤジな感じがしなくていいなって思う。女の子も入れる雰囲気は、日本も見習うべきですな。

とにかく、エロショップからリサーチを開始する僕ら3人。それにしても、色々売っているのである。アメリカのエロDVDはもちろん日本のAVまで手に入ったりする。


そして、ついに時は熟した・・・。

僕ら3人は、奥地にあるDeje Vuのバーへ・・・。フリーパスを見せて中に入ると・・・そこは・・・・・




ストリップバー!!!!!

予想通りの展開だが、さすがはCEO、やはり目のつけるところが違う。この場所はオレゴンストリップとはまったく違う!!

まず、このDeje Vuはノンアルコールでございます。酒の飲めないCEOにとってはお金もセーブできてすばらしいチョイス。 どうも、ワシントン州ではストリップでアルコールを売ることができないらしい。それを知り、異文化体験をする僕ら3人。


そしてなんと言っても、客の来る目的が違う。オレゴンだとステージがたくさんあって、チップ1ドルで、普通にあるバーがあって、ビリヤードがあって・・・みたいにやることたくさん。しかし、このDeja Vuはプライベートダンス20ドルを主に扱う場所なため、ステージはたった一つ。あとは全部、プライベート用の個室でございます。他には何もなし。実際に、ステージの前で見てるやつなどほぼいない。ダンサーの女の子たちは、男たちに話しかけ、ダンスを営業。そして、たくさんの人達がプライベートダンスを買って行くのを見ました・・・。


それにしても、さすがはCEO。なんでここが彼にとってすばらしい場所かが見えてきました~。この場所、実は女の子と1対1の場をもてる。そして、オレゴンとは違って、プライベートダンスを買うと・・・


女の子がひざの上に乗ってくれたりする!!!あらま、あらまー。こんなサービス、オレゴンではなかなかないのです。州法の違いというやつでしょうか。だから、たまにCEOが「オレゴンのプライベートダンスはいまいち。シアトルがいいよー」って言ってたのです。ははは、シアトル最高!!!!!


こんな風にシアトルの夜はふけていく・・・。

つづく。




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