ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2007.05.26
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 スカウトができない。監督のうま味がないでは、有力選手の発掘も、それを育てる名監督もいなくなるのではないか。有力選手を優遇していただろうし、本人もカネになるので一生懸命に練習していたのではないか。「カネだカネだ」と言っておいて、学生野球は神聖だも可笑しな話だろう。煽られて世の中を誤解してしまって大人になって捨てられる人も多いだろう。私の従兄の子供が甲子園に出場して親戚中が大騒ぎしていたことがある。本人は中学校から殆ど勉学ができずにいたようだ。大学は推薦で進学したが、すぐに行き詰まり大学も中途退学した。皆が皆スター選手になり、カネが稼げる選手になるのではない。なるのはほんの一部の選手でしかない。


 伯父も孫のために甲子園に応援に何度も行き、沖縄遠征とか応援について行っていた。伯父は高齢で無理しているのではと心配していたら、やはり疲れから本当に病気になってしまった。偶々運がよくて甲子園の土が踏めたかも知れないが、そのためのリアクションもあるだろう。野球は好きなのだろうが、飽くまでもゲームに過ぎない。それを餌にする連中が野球を食い物にしているのではないか。仲の良い従兄夫婦も知らないうちに離婚していたりしたそうで、残念でならない。夢の甲子園が、そのために招く不幸もあるに違いない気がする。


 時を得て華やかに成功する者もいれば、時が来ないまま萎れるひともいる。どれだけの賭けをすることになるのか、博打のようなことをひとはしがちだろう。それこそ換言すれば、野球も取りようによっては公営ギャンブルのような人生になるではないだろうか。そうしているのはマスコミたちでもあるだろう。NHKがいつもいいことをしているのでもない。


 >海の中道大橋からの眺望。





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最終更新日  2007.05.26 14:32:01
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