ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2011.11.29
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   青春は酒なしに酔い

   老年は酒によって若返る


というのがある。酒が、どんな化学的反応をし、加齢による脳に与えるダメージをゲーテが知っていたわけではないだろうが、彼はそう思ったのだろう。彼が最後の恋をしたのが74歳で、19歳のウルリーケに対してだといわれる。しかも求婚したのだ。彼の父は、39歳で17歳の娘を妻にしているから遺伝もあるのだろうか?


処で、「ひらめき脳」とは、若いから「ひらめく」のではない。どうやら学力優秀だからでもない。筋のいいアイデアを発想する脳力は、性別でも年齢でもないようだ。要は、鍛えることことではないだろうか。「ひらめき脳」は、バージョン・アップできる脳力だといえそうだ。


どうして、鍛えるのだろうか?ある本によると、脳に次から次へとアイデア・メモを貼り付けていくことだそうだ。そのアイデア・メモを、いつも休まずに引っ張りだして活用していると、脳の記憶装置が整理分類して行き、それがユニークなアイデアを生むことが出来るらしい。


問題は、インプットだけでなく、アウトプットの場所と時間のタイミングでもある。どうも勉強脳とは違うようだ。物知り博士では、周囲から莫迦にされるのが落ちだ。こうした人を「トリビア人間」というらしい。仕事、ビジネス、金儲けのできない人間のことらしい。どれだけ引っ張り出せるか、どれだけ成果をあげるかでもあるのだろう。


脳のインデックス・メモがどれだけ充実しているか、でもある。勿論酒は、毒である。然し、毒のない社会は、砂漠にもなる。ゲーテの心はゲーテのものだ。








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最終更新日  2011.11.29 17:36:07
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