ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2013.11.29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
DSCN4258.JPG







人は倒れて寝たきりになれば、1週間で20%筋肉が低下する。歩くだけでなく、動くことさえできなくなる。おそらく人生は暗転する。早期リハビリを的確に始めないとますます心身ともに萎んでいく。高齢化社会とは、社会全体で、人とカネと手間をかけていかなければならないのであり、簡単なことではない。子育てがそうであるように、老人たちも、周囲の人たちに手間をかけることになる。


 ・脳溢血などで倒れてしまえば、多くの人が以前当前にできたことができなくなり鬱状態になるという。なにもできなくなるという状態は、よほど看護師か身内で世話をした人でない限り想像することもできない。その手間がかかることは想像以上だ。しかも小家族になり世話をする人が少ないとなれば尚更だ。介護疲れによる悲劇も増えているのではないだろうか。倒れた本人の気持ちをどれだけ世間の人たちが理解しているだろうか。医師や看護婦が、そして介護者が、果して本人の真意を理解しているか、大いに疑問だ。


 ・へ2・・・世話をされるより、世話をする方がいい。手間をかけることに慣れた人ならまだしも、ほとんどの人は他人の世話に慣れない人たちだ。再起できる人であれば違うかもしれないが、老人たちにはそれがない。それで安易に明るい気持ちをもてというのは無理だろう。しかし、ひとの温かさは是非必要だ。それがなければ人の心は筋肉よりも早く萎えてしまうに違いない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.11.29 09:35:40
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: