ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2021.09.26
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フアウスト





    そんな迷いの海から浮かび出ることができたら幸せだ。

    知らないことがまさに役に立つので、

    知っていることは、とんだ役立たずだ。





    なんと美しい眺めではないか。




なんとゲーテの詩は、率直なのだろうか。こうして、様々の人間を描き、ひとびとに問いかけたのだろう。レーニンは、この書を何時も携帯していたという。小さなことに拘らぬこころこそ、寧ろ

これから、大事な資質なのではないか。


あまりにささいな部分に目が行って、森を見失うのではないか。マザーグースの歌の意味を読み解くのは、現代人の務めではないのか。さすれば、「ファウスト」も同じだろう。


ゲーテの若いころの才気と、老齢の魂が混在しているだろう。彼の臆病と勇気が混ざり合った作品だろう。前進と後退がある。進化と退化が同時進行する。


「はじめに言葉ありき」

「はじめに行為ありき」のほうが、相応しい。



私たちは、率直な意見を訊かなくなった。活字にならないと信用しなくなった。証拠のない犯罪をなしにしても平気でいる。


74歳の老人が、19歳の娘に求婚しても恥ではない。求めている目的が違う。


くだらない常識など、これからの役には立たない。もう、他人の為に墓堀をするのは辟易。


腐りかけた常識など、欲しい人にどれだけでもくれてやればいい。





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最終更新日  2021.09.26 15:21:48
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