


・脳と体の連携もずれるのが加齢の特徴でもある。末梢神経だって、若い頃のようには行かない。毎日ウオーキングしていて、若い連中に追い越されるのは、歩くスピードが遅いからである。1歩を大体1秒で歩くのが普通の人の所要時間であるが、歳をとってくるとそれが少しずつ遅くなる。足の筋肉が弱って歩幅も短くなるからだ。年寄りの冷や水というが、無理をするとダメージに為る。マイペースというのは、欠かせないウオーキングの基本でもある。人の歩き方を見ると、其の人の性格も顕われるようだ。
・自分では気付かないことも心理学の解かる人には、心の裏側を覗かれてしまうだろう。ことばだけでなく表情や行動もその人の表現をする。人間は解かり難い動物だが、それは複雑系だからだ。多くの情報を処理しながら活きてもいる。無意識の世界を知らないが、そのひとの形質は、他人にも観察されれば特徴をあるに違いない。嘘が本当であり、本当が嘘でもある。