Mａｉｌ　ｏｒｄｅｒ　ｌｉｆｅ　徒然なるままの日記

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September 4, 2009

　ハードディスク内のファイル整理をしていたら、６月か７月にユニクロで「ヴィンテージチノ＋」を購入した時に書いたレビューの下書きが削除されずに残っていました。

このレビューはユニクロの“検閲”に引っかかって日の目を見なかったものなのですが、この際だから紹介しちゃおうと思います。

ユニクロオンラインでは口コミと称して購入者がレビューを書けるようになっているのは皆さんご承知の通りなのですが、実はすべてのレビューが紹介されている訳ではないのです。

書き込みされたレビューはすべて“検閲”に回されてそれを通らないと日の目を見る事はありません。要するに、ユニクロのお気に召さない文章やＮＧワードが入っていたりすると、お蔵入り（削除）となる訳です。

結局、表に出るレビューはユニクロにとって都合の良い事ばかり書かれたヨイショ記事ばかりで、苦言が有っても要望止まりまでです。

使ってみて芳しくないとか、生地が良くない、質感が悪い、イメージが違う等といったネガティブなレビューは、たとえそれが本当の事であっても決して日の目を見る事はないのです。

私は自分で言うのも何ですが、ユニクロオンラインから年平均５万円程度は購入している“お得意様”なのですが、同時にボツレビューの常連でもあるんです。

で、偶々上記のボツになったチノパンのレビューが残っていた訳ですが、特別クレームめいた事は書いてなく見たままのとおり素直に書いたつもりだったのですが、何故かボツになりました。

以下、下書きのまま記載します。

新色のColor: 57 OLIVEと旧色のColor: 34 BROWNを購入しました。

旧モデルのColor: 33 KHAKの質感が気に入って追加で購入したのですが、チノ＋となってから追加された新色は、既発売のヴィンテージクラシックチノとは全く別物の生地が使われていて注意が必要のようですね。

Color: 57 OLIVEはかなりハードに洗いをかけられていて、ポケットの縫い代のところなんか毛羽だったりしていました。
一方のColor: 34 BROWNは旧モデルそのもので、以前購入したColor: 33 KHAKと生地の質感や仕様は全く同じでした。

また、後ろのベルトループが旧モデルはセンターからオフセットされて着けられていたのですが、新色のチノ＋では真後ろのセンターに改められています。

どうやら、同じチノ＋でも素材や仕様の違う２種類が混在しているようです。後、新色の方は生地が微起毛処理されていて、明らかに秋冬用の仕様になっています。

以上、購入の際の参考にして下さい。

－－－－ここまで－－－－

どうでしょうか。自分としてはネガティブな気持ちは全くなく、見たままをレビューしたつもりだったのですが、“検閲”でＮＧとなってしまいました。

しかし、最近になってこのチノパンは、新色のオリーブとブラウンがさり気なく「チノ＋Ａ」として、旧色の「チノ＋」から分離されています。

推測になりますが、分離する理由に値するクレームや返品が相当数あったものと思われます。

ユニクロでは返品する際はイメージが違う等の自己都合の場合は元払いで送らなければいけない決まりになっているので、購入した商品がよほど気に入らない限りは返品はしないと思います。

私自身、新色のオリーブがあまりにイメージとかけ離れていたので返品しようかと思ったのですが、返品に掛る送料と手間を思うとためらってしまい、結局返品しませんでした。

近年、販売不振にあえいでいるアパレル産業の中でひとり勝ちしているユニクロですが、この様なレビューの“検閲”は、ユーザー不在のおごりにつながりはしないかと憂いています。

せっかくですから、最後にこの「ヴィンテージチノ＋」と「チノ＋Ａ」を購入する際のアドバイスを書いておきます。

オーソドックスなチノをカジュアルなイメージでそれらしく履きたいと思っている方は「チノ＋」を、履き古した味わいを好みジーンズのノリで履きたいと思っている方は「チノ＋Ａ」をそれぞれお勧めします。

以上、偶々見つけたボツレビューを読み返して思った事を書いてみました。

それでは、今日はこの辺で・・・。そいぎんた～♪ヾ(^_^)BYE