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2005.11.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「脳科学と教育」入門
日立製作所の小泉英明フェローが書いた本です。

帯には、養老孟子さんが、「この本を多くの人にぜひ熟読して頂きたいと思っている」と寄稿している。

科学者が書いた本なので、実験に基づいた証拠が多く載っており、凡百の脳関連本とはちょっと異なるし、信用出来る(ような気がする^^;)

MRIや光トポログラフィを研究されていた方で、その結果、脳の計測から、脳科学と教育にたどり着いたようだ。

光トポログラフィは、一種半導体機器なので、強烈な磁気や磁場が必要ではなく、生後間もない赤ちゃんにも安心して使えるらしい。
だから、今まで想像でしかなかった乳児の脳の動きを測定し、仮説検証が出来るようになったらしい。

らしい。って言うのは、私が理解できていないだけで、実際に行われており、いろいろな新しい発見や確認が出来てきている。

で、脳に良いのは、料理や一時記憶を利用する単純計算などだそうだ。

だから、繰り上がり、繰り下がりの計算がパッパと出来ない子供に電卓を与えるのは、脳の鍛錬からは望ましくないそうだ。

また、赤ちゃんを過保護にして何でも先回りするのは、脳の発達に非常に悪いらしい。手を伸ばしてそこに届く、届かないと言うのも、脳の発達上大変有意義なことなんだって。行動してうまくいかないことにより、耐えたりやり方を変えたりしようとする事が脳には大切なんだなあ。

とまあ、いろいろと興味が尽きない分野で、これからの研究成果が楽しみです。






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Last updated  2005.11.16 09:28:55
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