そして今日も日は過ぎる

2007/01/10
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カテゴリ: 映画野郎Bチーム
 ロブ・ライナー監督によるドキュメンタリーを模した映画です。
 監督が、スパイナルタップという(架空の)バンドに密着取材するというスタンスで撮られている映画で、これが一種カルトムービーとして話題になっているのが良く分かる面白い映画でした。
 スパイナルタップは当初ビートルズのような、どちらかというとポップロックよりの曲をやっていたのですが、いつの間にかハードロックバンドになっているという節奏のないバンドで、密着取材時には人気が下降気味になっているという設定です。
 とにかく個々のエピソードがくすりと笑ってしまう可笑しさに満ちています。
 ギターの腕前はあってもどこか抜けたところのあるナイジェルが良い味を出していますね。伝説の音量を11まで上げられるアンプとか、寸法を間違えて作ってしまうストーンヘンジの模型とか、パンより大きなハムをパンにはさもうとするけどはみ出してしまうことにてんぱる様とか、どこか抜けたエピソードには必ずナイジェルが絡んでいます。
 物語は結構笑えるけど、終盤はそれなりに熱い展開が待っています。
 そしてラストを飾る場所が日本w
 ちょっと日本ぽくないのがご愛敬ですが、古いロックバンドでも一度気に入るとずっと追いかけていく、ロック界的には嬉しい国、日本の面目躍如といったところでしょうか^^





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Last updated  2007/01/10 09:32:01 PM
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剣竜 @ パク・チャヌク監督作品 ocobaさんへ その2つの映画,評価高いよ…
ocoba@ Re:殺人の追憶(03/04) 韓国映画では、パク・チャヌク監督の「オ…
剣竜 @ Re[3]:投票義務制の問題点(11/10) サムスさんへ いえいえあまりお役に立てず…
サムス@ Re[2]:投票義務制の問題点(11/10) 剣竜さんへ ありがとうございます!
剣竜 @ Re:投票義務制の問題点(11/10) ありがとうございます。 随分昔に書いたの…

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