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すいか幼稚園オレンジ校は少人数で運営していますが、工夫一杯のクラスです。★たたみのコーナーです。仕切りは牛乳パックで作りました。↓↓アメリカ生活を体験したい方は此方をクリック↓↓お問い合わせは国際フリーダイアルで050-5539-3786
2009年03月12日
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☆ えみ先生のお話乳児院○ えみ先生が乳児院で勤めたきっかけは、小学5年生の時にフィリピンに行き、ストリートチルドレンの存在をしったことだそうです。 ○ 乳児院は、生後5日から3歳までの子がいる。法律では6歳までになっているが、実情は生後5日と6歳の子を一緒に保育する事は難しく、3歳以上の子は実親に引き取られるケース、里親に引き取られるケース、児童養護施設に行くケースと様々である。 ○ 出生前から、入所予定の子もおり、その要因は、低年齢での出産また、出生前診断で、障害があると分かり、産まれたら施設に入れると決めている場合もある。 ○ 入所している子どもたちの背景★ 低年齢での出産(14歳など)★ 出生前診断により障害が発覚した事★ 母親の精神疾患★ 片親(父のみ)★ ネグレクト★ 親の身体不自由★ アジア人の方が不法滞在や、オーバーステイで両親が逮捕された等☆一番多いのは虐待児。24時間の受け入れ態勢がある。 ○ 子どもが入所したら、子どもの背景、両親、祖父母などの生い立ち等の全ての情報が入ってくる。 ○ 乳児院には保育士、看護士、ケースワーカーがいる。 保育士、看護士は子どもの様子を見る。ケースワーカーは、児童相談所と のやり取りを主にする。○ 2クラスで、20人が定員だが、法律により1割増までは入れると言う事になっているので、22人ずつ、全部で44人の子どもがいる。○ 保育士は担当制★ 1人の保育士が1-2人の子どもを受け持つ。★ 保育士は全部で17人程、日中は4-6人の保育士が、夜は2人の保育士が勤務する。★ 担当制の理由は、赤ちゃんのときの愛着関係が、子どもの成長に大切な事だから。☆えみ先生は、1歳の子Sちゃんと2ヶ月の子を担当していた。2ヶ月の Lちゃんは、3歳まで担当した。◎Sちゃんは、1歳でミルクしか飲んでいなかった。まず、離乳食をはじ める事からスタートした。◎ Lちゃんは、姉がいた。生後2ヶ月でネグレクトにあい、栄養を取る為に乳児院に来た。 ○ 保育士の仕事★ 担当児のカリキュラム作り★ 日中は、通院もある。(乳幼児なので、耳鼻科、皮膚科、内科など)1対1でなるべく、担当者が行く。★ 知的障害等のある場合には、リハビリなど。★ 基本的な生活、入浴や食事。栄養士とミルクや離乳食の相談等もする★ なるべく、担当児と担当者が一緒に過ごせるように。★ 1日2回の引き継ぎ。シフトの関係で保育士同士が会えない事も多いので、きちんと引き継ぎをする。朝は身体チェック。★ 休みの日に、子どもの身の回りの物を揃える事(洋服等を買い、名前、子どものマークをつける)★ 休みの日に、ボランティア外出する(動物園、水族館など) ○ 感染症★ 感染症にかかった場合には、隔離する。しかし、隔離しても全員に感染してしまう場合もある。★ 感染症が流行ると、行政からも外出しないように言われる。週末に、実親の所に戻っている場合は良いが、それ以外の子どもは、外に出れずにストレスがたまってしまう。○ 生後5日の赤ちゃん1ヶ月検診が終わるまで、AIDS等への感染も疑われるので、一人部屋でセンサーをつけている。○ 乳児院の子どもたち★ 入浴の時に、人数が多いので保育士は洋服を着たまま介助する場合もあるので、そのため、大人の裸を見た事がなくて驚く事も多い。★ バスや電車に乗って、外出する経験も少ない。その為に、休みの日に保育士がボランティア外出することもある。◇ えみ先生のお話を伺って、乳児院のことを始めて知りました。私は学生時代に、児童養護施設に実習に行きました。また、乳児院とは違う所で、驚きもたくさんありましたが、乳児院の実態を知り、驚く事ばかりでした。出生前から乳児院に入所する子どもがいる事はとても悲しいですが、虐待やネグレクトにとって子どもが死亡するケースも近年とても多いので、人からの愛を受けて生きれると言う事は幸せなのかなと考えてしまうことがとても悲しかったです。子どもたちの背景には様々な悲しい事情があり、乳幼児期に当たり前のように受ける両親からの愛を受けて、大人になって人を愛せるようにもなるように乳児院の先生方が一人一人を担当して愛情を注ぐ事が今後の子どもたちの成長にとって、とても大切な事だと感じました。また、保育士の先生方のお休みの日にやることの多さにも驚きました。子どもたちの身の回りの物を揃え、ボランティアで外出に連れて行き、母親のように子どもたちに目をかけているという事を伺い、とても大変なお仕事だと思いましたが、それだけ、子どもの成長を間近で感じ、やりがいもあるお仕事だと思います。今回はお時間が短く少ししかお話が聞けなかったのですが、もっとお話を伺いたいと思いました。 研修を受けさせて頂き、保育士としての知識の少なさを痛感すると共に、とても勉強になりました。本当にありがとうございました。 ポチット応援お願いします。↓↓アメリカ生活を体験したい方は此方をクリック↓↓お問い合わせは国際フリーダイアルで050-5539-3786
2010年05月12日
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