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津波で床上ぐらいの被害はあったところだが、早めに再開していた。
元々、古いビルを利用したお店で、風除室の券売機で購入して、中に入る。
コの字型のテーブルで、中に厨房があり、凛とした雰囲気で、店主と店員が真剣にラーメンを作っている。
壁には、師匠の佐野実のポスターがにらみをきかせており、私語禁止ではないのだが、誰もしゃべる人はいない。黙々とつくられたラーメンを、黙々と客が食べる、そういうお店だ。
醤油ワンタンめん900円は、鶏だしのきいた甘しょっぱめアブらっぽめのスープに小麦の風味のある中細麺がからんで、しゃきっとしたネギ、ばらけるチャーシュー、味のしみたメンマ、ぷにぷにで大きく塩コショウのきいた挽肉の入ったワンタンいっぱい、ていねいに作
られたラーメンで、おいしい。
素材にもいろいろこだわりがあり、さすが、佐野実師匠直伝の味といえるが、以前に横浜のラーメン博物館で師匠のラーメンを食べた時と比べると、何かが違う気がする。おいしいんだけれど、最後のスープの油が口の中に残っている感じで後味がいまいちでしょっぱさもあるのでのどが渇く。宮城ではおいしいラーメンだとは思うが、完成度がもうひとつ、なんていうか、本竈のようにまじめにおいしいんだけれど、インパクトがない。
これは、以前に食べたものだが、新味太麺しょうゆらーめん800円。こころもち太めになってぷにっと感はあるがかえってスープのからみが減って、スープもこころなし甘めの気はするが同じ、おいしいけれど、やはり、訴えが少ない。
ここは、時々、いろいろな新しいメニューを追加して、以前は味噌ラーメン、塩ラーメンとかもあったのだが、どれも完成度が今一歩という感じで、消え去ってるような。
佐野実師匠のラーメンを食べたことがあるので、ちょっと厳しい評価になってしまったが、それでも、材料を厳選し、真剣勝負できっちりつくってある醤油で、十分においしいし、インパクトは乏しいがていねいというのもかえって食べ飽きないという意味で、何度も食べるのにはいいのかもしれない。ちょっと、高級なラーメンという気もしないことはないが、スープや味が気に入らない時は休みにするというぐらい真面目につくっているお店なので、ますます、おいしくなって極めてくれることを期待したい。(きつめに書いたが、宮城では有数のお店。それほど、あと一歩、期待したいということで。)
http://r.tabelog.com/miyagi/A0404/A040403/4001787/
支那そばや
宮城県東松島市赤井字鷲塚11
0225-83-3620
[月~土] 11:30~15:00 〔日曜日〕11:30~14:30
基本的に水休だが不定休
駐車場あり
流しそうめん 吾妻庵 2023年12月15日
柳家 2022年12月25日
伊勢そば 2022年04月18日