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恩に着せたら 薄っぺらい
言い訳したら 後ろめたい
怒り散らしたら 消え入りたい
黙って 微笑んで おれる
ふところが 欲しい
喜文治
神仏って、喋らない。
表情も、変らない。
でも、
訪れる人の、こころ次第で、
褒めて貰ったり、諭してくれたり、頷いてくれたり、叱ってもくれる。
微笑んでいたり、澄ましていたり、怒っていたり、泣くこともある。
それで、訪れた人は、気が済むのである。
言葉など使わない。ただ黙っている。
全てを知っていても、表情を変えない。
あくまでも、訪れた人の、こころ、次第である。
何故ならば、
『人の悩み、苦しみ、怒り、悲しみ等の全ては、
その人自身が、その人にだけ、発生させたものであるから、
実は、その人にしか、治められない。』
その治め方も、治める時期も、その人次第である。
静かに見守る。黙って、治めるまで待って上げる。
何も言わない。何もしない。
ただ、見守ることこそ、愛である。
そうなんだって、爺様、分かった?
「・・・・・・・じゃないかなぁ~って、思っていたんだ。」
またまた?それって、後出しジャンケンだよ?
「 いつも、黙って、微笑んでおるじゃろっ?」
ええっ?だっ誰の事?
「 この爺様のことじゃよ!」
うっ、嘘っ。嘘でしょう?冗談だよね。ね。ね。ね。?
「 い~や、嘘でも冗談でもない。わしの事じゃ。」
いつも、ぶっすっと、していて、何か言えば直ぐに怒り出すのが、爺様でしょう?
「 気の所為じゃ。」
気の所為なもんか。いつもこっちが、迷惑してるちゅうのに。もう。
「 何か言ったか?」
爺様は便利じゃの~。俺もそんな性格になりたいわ?
・・・・・・・・・・・・・・・?