大ヒットブロードウェイ　ミュージカル「COCO」が再演！ 

COCOを演じる「鳳　蘭」

        　　　　   ブロードウェイ ミュージカル 「 COCO 」公式サイト

シャネルは，幼少の頃， 孤児院 に預けられました。孤児院育ちというコンプレックスと自分の容姿（体形）面でのコンプレックスをバネにして，革命的に新しいデザインの洋服を創り出しました。それまでの婦人服の歴史を変え，そのことで女性の生き方をも変えてしまいます。

 　 シャネルが孤児院の生活の中で一番つらかったこと…　それは、父親が，ついにシャネルを迎えに来なかったことでした。シャネルは，孤児院で習得した技術で お針 子 として働くようになります。また， 歌手 を夢見て酒場でも歌っていました。 「ココ」 という愛称は，歌手を目指していたこのときについたものだそうです。

ある裕福な男性と出会い，シャネルは人生の転機を迎えます。孤児院時代とは正反対の贅沢な暮らしをすることができるようになったのです。そんな暮らしの中で，シャネルは，結婚ではなく 彼女はあえて自立の道を選びました。帽子屋から始めて 「洋服の革命」 を起こしたのです。

洋服の革命というのは，次のようなシャネル独特のデザインのことです。

コルセットの不使用
　　　　　　　　　　　　　伸縮性のある布地（ジャージー）の使用
　　　　　　　　　　　　　　膝丈のスカート
　　　　　　　　　　　　　　ポケットつきの上着
　　　　　　　　　　　　　　女性用のパンツ（ズボン？）の開発

このようにシャネルは，それまでに何百年も続いてきた婦人服のデザインを革命的に変えてしまいました。動きやすい洋服に変わったことで，女性たちの行動の仕方が変わり，女性たちの自立が進みます。働く女性が増えたそうです。この婦人服のデザインから発して，それまでの女性の生き方を変え，世の中の常識をすべて変えてしまったことから，シャネルのことを人々は， 『皆殺しの天使』 と呼んだそうです。

おまけ ♪♪ シャネル語録

●「あたしは女の肉体に自由を取り戻させた」

　　　ちょっとCOCO風に～♪　♪