多分それキミドリのカケラ

多分それキミドリのカケラ

2005.GW 飛騨・信州 3日目




『3日目』


5時頃目ー覚めてもっかい寝て、5時半目ー覚めてもっかい寝て、5時50分頃目ー覚めてぼーっとしてたら、6時にいきなり有線放送が公園に設置されてるスピーカーから空襲警報のように鳴り響いてビビッて起きる。ヤナも起きた。公園を見渡すと俺らの他にハーレーとセローがおって、テントも二つ。そのうちのひとつから出てきたんは女性でした。おはよーございますとだけ言うときました。オフロードバイクに乗って公園で野宿とかかなりたくましい。俺らはラーメン食いながら、今日の予定を相談する。クラブマンの調子を考えるとおとなしく帰るべきなんやろうけど、今回の旅の目的地であるビーナスラインはもうすぐそこ。でも標高2000m級の気圧がキャブに与える影響ってどーなんやろ?でも塩尻から諏訪までの20kmはとりあえず何もなかったしなー。悩んだけど結局行くことに。

諏訪湖畔
諏訪湖のそば。ここも雰囲気ええ街やった。公園は横。


片付けや準備をして8時頃出発。県道40号をグングン登って霧ケ峰へ。途中道を間違えて通った高島城がなんかいい雰囲気やったなー。急な坂をドンドン登って行くとやがて前が開けて高原な感じに。やっばいめっさ気持ちいい光景が一気に広がって目の前に現れやがった!日本でも広いとこはかなり広いなーと思いました。駐車場でルート確認して、白樺湖へ行ってみることに。ビーナスラインをひた走る。やばいめっさ気持ちいい!この旅のクライマックスな感じでした。白樺湖は子供の頃来たことあって、覚えてたってかあんま何も変わってなかった気がする。10年ぐらい前に来たときと同じとこでおみやげ買ったった。

霧ヶ峰到着肩越しにヤナギマン
左:とりあえず着いたーみたいな。高地高地。
右:わくわくする道。走る走る。

白樺湖を背にレゴなやつ
左:何個かあるアホ写真の中から出せるやつを。ミラーは亜空間。
右:昔懐かしってか。中には入ってません。

また来た道を引き返して今度は美ヶ原の方へ。こっちはさっきの道よりちょっと車もバイクも少なかった。それでもバイクおったけど。三峰展望台で満足してしまい、結局美ヶ原には行かんかった。でも行っといたらよかった。夏とか緑がキレイなときにもっかい来たいなー。

空広がりすぎ肩越しにヤナギマン2
左:天気良かったー最高やった。
右:二人とも終始こんなんやった。

三峰展望台より三峰展望台から後ろ向きに
左:高いとこやった。
右:日本にも凄いとこまだまだあるんやなーと思った。


んで帰りの時間も考えて下山。そのまま帰路に着きました。諏訪湖かすめながら、また夏に来ようとか思った。帰りは19号一本をひた走る。1時ぐらいに道の駅木曽ならかわで昼飯。何故かあんまり腹減ってなかったんでざるそばをチョイス。そしたらそっから1時間ぐらい眠たくてしょーがなくなった。何回か寝てたし。これはやばいと思って一旦停車。ヤナにただ帰るだけではしんどいから目的地探そうと言って地図を広げると、妻籠宿ってのが帰り道にあるからそこ寄ることに。そっからの俺は無駄にテンション高かった。

緑が鮮やかやった
木戸路を南下。ピースいっぱいされたししたった。


んであんま期待せずに寄ってみた妻籠宿やけど、ここがまた素晴らしかった!かつて中山道の宿場街として栄えた街並みを保存しつつ今も普通に人が暮らす、というところで、日本人なら心の奥底に眠らせてるだろう和のスピリットをめちゃくちゃ刺激してくれます。また俺もヤナもこんなん大好きやから、路地入ったり、坂道登ったり、目いっぱい堪能してました。城の一角みたいな寺があったり、昭和初期の匂い満開の小学校とかあったり、ノスタルジーて言葉がホンマにぴったりやった。ちょうど昼下がりから夕方にかけてのなんかええ時間におれたし。ここはホンマ癒された。ええとこでした。

旧宿場街なんか夏の匂い
左:関町とかもこんなんやったなー。電線がないとこんなにも違うんやなー。
右:めまいがしそうやった。こんなん大好きやし。

路地マニア街道を歩く~
左:路地には何かしらドラマがあるらしい。By俺
右:観光客もそこそこいてた。ヤナは抹茶アイスを食す。

どこか懐かしいような風景お参り
左:なんか懐かしい感じ。落ち着くわー。
右:南無南無。

水車日本人の心が(以下略
左:ちゃんと水だけで動いてた。必須アイテム。
右:街道の宿場の風景。タイムスリップしたみたい。


その後はまた19号を南下。市街地が近づくにつれ、徐々に渋滞もあり、すり抜けとかしながら、7時半頃何とか岐阜市に到着。俺は21号突き進むからヤナとはここでお別れでした。ここまでなんとか帰ってこれてよかったなー。ちなみにキャブは交換するそうです。そっからは京都まで130kmを3時間ノンストップで走りきり、夜の10時半頃帰宅と相成りました。さすがに最後は疲れた…。

んで振り返ると、何やかんやトラブルもあったけど楽しい旅でいた。ヤナにはキャンプツーの楽しさがちょっと伝わったかな。また行くべさ。てか飛騨・信州ツーとか言うても、今回ちょっとしか見れてないし、まだまだ行きたいとこいっぱいあるんで、また行きたいです。特に信州はまた夏にもっかい行きたいなー。いやいやお疲れさーん。


本日の走行距離:430kmぐらい






© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: