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東京まで行くために、電車に乗った。座席に座って資料をよんでいると、川越から乗ってきた青年が、きんまるの前に立った。ナイナイの矢部君そっくりだ。スーツを着た矢部君は、鞄から缶コーヒーを取り出し、飲み始めた。電車が揺れる度に、缶をもつ手が揺れる。きんまるはその度に心の中で、(コーヒーかけられたら、やだよ~、しょうがない矢部君だなあ)と非難していた。_________終点の池袋まで、その状態が続いた。なんともマナーに欠けた困った青年だ。_________池袋に着き、乗客がみんな降りだした。缶コーヒーを手にした矢部君も、降りようとしている。その時、矢部君、ふと、窓の縁におかれている、誰かの飲み残しの缶コーヒーに目を留めた。_________矢部君、すーっとそこによっていき、その空き缶をさっと指に挟んだ。矢部君の左手には二本の空き缶が挟まれている。矢部君は、当然のようにホームのゴミ箱にその空き缶を捨てた。_________非難していた、矢部君が突然、立派な青年に見えた。世の中には偉い青年がいるものだ。う~む。♪チャンチャン
2010年02月28日
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理想は低くていいきんまるは、仕事がたくさんたまると、どんどん気ぜわしくなります。ひとつのものに手をつけても、他のものが気にかかります。一刻も早く、いま手をつけている仕事を終えようとするので、しまいにはイライラしてきます。昔はそうでした。今はこんなふうに工夫して、気ぜわしさをなくしています。「目の前の仕事をやりとげようとおもわない」これがきんまるのコツです。いっきに片付けてしまいたいのが人情ですが、それが気ぜわしさのもとです。どんどんプレッシャーが強くなります。だから、目の前の仕事をやりとげようなどという、高い理想を持たない方がいいのです。理想を低くする、これが気ぜわしさを消すコツです。「手をつけるだけで良い、やりかけですませてもかまわない」それだけできれば、すごいことです。なにもやらないよりも、遥かに立派です。そして、やりかけにしておくと、脳が自動的にそれを効率的進める方法を考えてくれることがとても多いのです。「結論」目の前の仕事をきちんとやりとげる必要はない。やりかけたら、それで100点だ。
2010年07月17日
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