きほんのき

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October 4, 2008
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岩塚材木(名古屋市、安藤良一社長)は、木材小売業から建築請負に
業態転換を進めている。住宅地に事務所・工場を構えるが、製材機を備え、米ツガのフリッチからフローリングや建具、枠材等を製材している。
『米ツガの1等材でも割返していくと無節材もとれる。安いのでふんだんに内装にムクの木材が使える』と製材からの一貫した住宅づくりのメリットを安藤社長は話してくれた。

同社は元々は木曽桧を挽いていたが、丸太挽きでは端材の処理などが大変とフリッチの再割に切り替え、年代物の製材台車を使って細かな木取りを行っている。特にフローリングは
32ミリ厚で幅を3通りに挽くことで、欠点をうまく避けながら歩留まりを高めるような製材を行っている。

ドアなどの建具も自社で製材した米ツガを使い、オリジナルデザインでムクのドアを製作している。

事務所の2階は20年前の子供部屋を改装して2部屋を1部屋にし、開放的な空間を構築。
フローリングやパネリングには米ツガを使用している。



毎週1回、社内での打ち合わせを行い、今後の情報発信の方法などを検討する。
また安藤社長は各地で木材の講演も行っている。木の性質や適材適所の使い方などを一般の人を対象に話すことで共感を得ており、受注につながるケースもあるという。

『先日は鳥取まで行って講演してきた。いろいろなところから頼まれて講演するが、木材市場でも一般人を集めてイベントを行い、需要を創造していくようなことをやらないと』と安藤社長。
大学や専門学校で教えたり、その他、小学校~老人会まで、様々なところで講演をしています。

夫人の純子さんは、以前は経理の仕事をしていたが、インテリヤコーディネートを学び、町田ひろ子インテリヤコーディネートアカデミーで講師も務めるなど、キャリアを積んでいる。今では、安藤社長の木の話に純子さんのインテリアコーディネーとが加わっり、プロとしての住宅の提案に磨きがかかってきている。
『化学物質の問題が出てからは、一般の方の木材、ムク材への理解が深まり、提案を受け入れてくれるようになってきた』と安藤社長。





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Last updated  October 4, 2008 09:01:32 AM
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ひろえ@ いつもお世話になっています 読みました。想像でしか出来ていませんが、…
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RIO123 @ こちらこそ有り難うございます。 こちらこそちえさんのブログに紹介してい…
Chie Chie @ ありがとうございます 安藤さんのブログでこうしてすべてを紹介…
RIO123 @ Re:す、すまねえ!兄貴(03/12) シェフ・オオシマさん >・・・という気分で…
シェフ・オオシマ @ す、すまねえ!兄貴 ・・・という気分です。
シェフ・オオシマ @ Re[1]:こんばんは!(03/06) RIO123さん >シェフ・オオシマさん …

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